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高卒・同等資格へのルート(説明)

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
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*今回、ネット上に掲載するに当たり、下記の13の校種に分けました。<br>それにより「全日制高校」は「全日制高校=高卒・同等学校」としました。<br>ほかの2種の学校においてもすべて「=高卒・同等学校」を付しています。<br>これは、他の学校説明をするネット上の掲載文との混乱を避けるための処置です(2012年8月30日)<br>
 
*今回、ネット上に掲載するに当たり、下記の13の校種に分けました。<br>それにより「全日制高校」は「全日制高校=高卒・同等学校」としました。<br>ほかの2種の学校においてもすべて「=高卒・同等学校」を付しています。<br>これは、他の学校説明をするネット上の掲載文との混乱を避けるための処置です(2012年8月30日)<br>
 
高校進学率が95%を超え、一部の人を除くと中学生のほとんどが高校進学を考える時代です。<br>高校進学は準義務教育になったといわれるのも当然と思える状況です。<br>
 
高校進学率が95%を超え、一部の人を除くと中学生のほとんどが高校進学を考える時代です。<br>高校進学は準義務教育になったといわれるのも当然と思える状況です。<br>
一方、高校中退生はこの十年間以上、毎年10万人前後が生み出されています。<br>全日制高校をやめた人の多数が別の全日制高校をさがしたり、定時制高校や通信制高校やさらには別の方法による高校卒業、あるいは大検のような高校卒業同等資格の取得をめざしています。<br>不登校生で、はじめから高校へ進学しなかった人(高校未修学生)も、高校卒業でないことによる社会的なハンディキャップを感じて、かなりの人たちが高校中退生と同様に高卒・同等資格の取得をめざしています。<br>
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一方、高校中退生はこの十年間以上、毎年10万人前後が生み出されています。<br>全日制高校をやめた人の多数が別の全日制高校をさがしたり、定時制高校や通信制高校やさらには別の方法による高校卒業、<br>あるいは大検のような高校卒業同等資格の取得をめざしています。<br>不登校生で、はじめから高校へ進学しなかった人(高校未修学生)も、高校卒業でないことによる社会的なハンディキャップを感じて、<br>かなりの人たちが高校中退生と同様に高卒・同等資格の取得をめざしています。<br>
私はこれらの人たちの相談を受けるなかで、そしてこれらの人たちのが体験したこと、探し出してきたこと、そしてこれらの人たちを日常的にサポートしているフリースクールや各種の教育機関の設置者のつくり出してきたことから、多くのことを学びました。<br>日本には、高校卒業あるいはそれと同等の資格を得る多様な方法がつくられてきたのです。<br>その概略的なことを表にしたのが、10~11ページの図表(下の図)です。<br>それを次の順で説明しようと思います。<br>
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私はこれらの人たちの相談を受けるなかで、そしてこれらの人たちのが体験したこと、探し出してきたこと、<br>そしてこれらの人たちを日常的にサポートしているフリースクールや各種の教育機関の設置者のつくり出してきたことから、多くのことを学びました。<br>日本には、高校卒業あるいはそれと同等の資格を得る多様な方法がつくられてきたのです。<br>その概略的なことを表にしたのが、10~11ページの図表(下の図)です。<br>それを次の順で説明しようと思います。<br>
 
[[学校・支援団体の解説構造]]も参照してください。<br>
 
[[学校・支援団体の解説構造]]も参照してください。<br>
 
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(13)[[外国の大学入学資格(大検の各国版)=高卒・同等資格]]<br> 
 
(13)[[外国の大学入学資格(大検の各国版)=高卒・同等資格]]<br> 
 
[[高卒・同等資格〈付録〉]]<br>
 
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私がこれらの状況を知り得たのは、主に相談者に応えるために必要なことだったからです。<br>相談する人自身がすでにいろんな体験をしていて、私に語ってくれたことが、その様子を知ることでした。<br>このきわめて現実的な背景があるため、不登校生や高校中退生があまり関わっていない、あるいは情報提供のない高校卒業同等の制度については、ごく簡単なシステムの紹介ができるだけです。<br>
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私がこれらの状況を知り得たのは、主に相談者に応えるために必要なことだったからです。<br>相談する人自身がすでにいろんな体験をしていて、私に語ってくれたことが、その様子を知ることでした。<br>このきわめて現実的な背景があるため、不登校生や高校中退生があまり関わっていない、<br>あるいは情報提供のない高校卒業同等の制度については、ごく簡単なシステムの紹介ができるだけです。<br>
私は、それらの制度をもっと生かすこと、あるいは通信制教育との複合によって、時代にマッチした方式が生み出されることを期待しています。<br>
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私は、それらの制度をもっと生かすこと、あるいは通信制教育との複合によって、<br>時代にマッチした方式が生み出されることを期待しています。<br>
 
[[Category: 高卒・同等資格へのルート|000]]
 
[[Category: 高卒・同等資格へのルート|000]]
 
[[Category:『不登校・中退生のための高校・同等学校ガイド』|02]]
 
[[Category:『不登校・中退生のための高校・同等学校ガイド』|02]]

2013年1月18日 (金) 14:46時点における最新版

高卒・同等資格へのルート(説明)
〔不登校情報センター・編『高校・同等学校ガイド』第1章、東京学参、1997年11月発行〕 
*今回、ネット上に掲載するに当たり、下記の13の校種に分けました。
それにより「全日制高校」は「全日制高校=高卒・同等学校」としました。
ほかの2種の学校においてもすべて「=高卒・同等学校」を付しています。
これは、他の学校説明をするネット上の掲載文との混乱を避けるための処置です(2012年8月30日)
高校進学率が95%を超え、一部の人を除くと中学生のほとんどが高校進学を考える時代です。
高校進学は準義務教育になったといわれるのも当然と思える状況です。
一方、高校中退生はこの十年間以上、毎年10万人前後が生み出されています。
全日制高校をやめた人の多数が別の全日制高校をさがしたり、定時制高校や通信制高校やさらには別の方法による高校卒業、
あるいは大検のような高校卒業同等資格の取得をめざしています。
不登校生で、はじめから高校へ進学しなかった人(高校未修学生)も、高校卒業でないことによる社会的なハンディキャップを感じて、
かなりの人たちが高校中退生と同様に高卒・同等資格の取得をめざしています。
私はこれらの人たちの相談を受けるなかで、そしてこれらの人たちのが体験したこと、探し出してきたこと、
そしてこれらの人たちを日常的にサポートしているフリースクールや各種の教育機関の設置者のつくり出してきたことから、多くのことを学びました。
日本には、高校卒業あるいはそれと同等の資格を得る多様な方法がつくられてきたのです。
その概略的なことを表にしたのが、10~11ページの図表(下の図)です。
それを次の順で説明しようと思います。
学校・支援団体の解説構造も参照してください。

中学校卒業後のさまざまなコース


(1)全日制高校=高卒・同等資格
(2)定時制高校=高卒・同等資格
(3)通信制高校=高卒・同等資格
(4)養護学校高等部と高校特殊学級=高卒・同等資格
(5)技能連携校=高卒・同等資格
(6)高等専修学校(専修学校高等課程)=高卒・同等資格
(7)職業訓練施設=高卒・同等資格
(8)通信制高校サポート校=高卒・同等資格
(9)大検と大検予備校=高卒・同等資格
(10)海員学校本科=高卒・同等資格
(11)在外教育施設高等部=高卒・同等資格
(12)外国の高校と“新方式の国際高校”=高卒・同等資格
(13)外国の大学入学資格(大検の各国版)=高卒・同等資格
  高卒・同等資格〈付録〉
私がこれらの状況を知り得たのは、主に相談者に応えるために必要なことだったからです。
相談する人自身がすでにいろんな体験をしていて、私に語ってくれたことが、その様子を知ることでした。
このきわめて現実的な背景があるため、不登校生や高校中退生があまり関わっていない、
あるいは情報提供のない高校卒業同等の制度については、ごく簡単なシステムの紹介ができるだけです。
私は、それらの制度をもっと生かすこと、あるいは通信制教育との複合によって、
時代にマッチした方式が生み出されることを期待しています。

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