養護学校高等部と高校特殊学級=高卒・同等資格
学校・支援団体の解説構造の「学校関連」
養護学校高等部と高校特殊学級=高卒・同等資格
日本には障害児・者の教育機関として聾学校、盲学校、養護学校があり、それぞれの高等部が高校教育を実施し、卒業生は大学入学資格を得ています。
ただ法制面では養護学校など高等部の卒業者を明記して大学入学資格を規定したものはありません。
養護学校はさらに三種類に分けられます。
肢体不自由、精神薄弱、および病虚弱です。実は登校拒否生の一部は、実態的にはこの病虚弱養護学校に入学しており、高等部に進学している人もいます。
アレルギー疾患、肥満その他のなんらかの身体症状を伴っていますが、最も重要な状態が登校拒否である人もいます。
その病虚弱養護学校は全国で42校あります。
〔別表を参照=2012年8月の掲載に当たり省略〕
なお、小学校・中学校に設置されている特殊学級(軽度の心身障害者のための学級)は、全日制高校で設置されている例はきわめて少数です。
高校における特殊学級の設置も、教育委員会や学校設置者に検討願いたいと思います。
登校拒否や高校中退生の受け入れの視点から養護学校高等部や障害者学級を考えるのは、高校が事実上義務教育になっている状況で、どの子も希望すれば高校教育を受けられるための基盤的な条件づくりになるからです。
全日制高校=高卒・同等資格
定時制高校=高卒・同等資格
通信制高校=高卒・同等資格
養護学校高等部と高校特殊学級=高卒・同等資格
技能連携校=高卒・同等資格
高等専修学校(専修学校高等課程)=高卒・同等資格
職業訓練施設=高卒・同等資格
通信制高校サポート校=高卒・同等資格
大検と大検予備校=高卒・同等資格
海員学校本科=高卒・同等資格
在外教育施設高等部=高卒・同等資格
外国の高校と“新方式の国際高校”=高卒・同等資格
外国の大学入学資格(大検の各国版)=高卒・同等資格
高卒・同等資格〈付録〉