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Center:(5)文通サークルの発足

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(5)文通サークルの発足

2000年の春には、もう一つの事態が動いていた。
文通サークルです。
文通サークルも、私は広義には、当事者の会の一変種、よりゆるやかな方式によるコミュニケーションづくりだと考えています。
これを思いついたのは、前年の暮れごろだった。
大きく二つの源流があったと思う。
一つは、こみゆんとクラブの中で自然発生的(?)に生まれた文通友達。
もう一つは、最初にも紹介した個人広告情報誌『じゃマール』だ。
実際にそれを開始するに当たっては、『ESCAPE』の先例に役に立った。
こみゆんとクラブは、1999年11月23日の会合を前後にして開いていない。
人生模索の会ができ、いくぶん似たようなグループを一人で2つ維持するのが、難しくなったという事情もある。
それは後で、意外な形で問題が浮上するわけだが……。
こみゆんとクラブには、自己紹介票というものがあって、これを提出することで“会員”ということになっていた。
実際には自己紹介票を出さないで会に参加する人もいたし、自己紹介票を提出し(しかも首都圏に在住しながら)一度も会に参加したことのない人もいた。
また自己紹介票にどの程度記入するのかもそれぞれに任されていたので、なかには住所や連絡先を白紙のままにしていた人もいる。
「詳しくは会に参加したときに話す」と書いておきながら、一度も会には参加できない人もいた。
この自己紹介票を会のニュース(会報)の一部として、送付していた。
自然発生的に文通が生まれたのは、この会報にある自己紹介票によるものです。
一度も会に参加していない人同士が、どうも知り合いになっている気がしたのが、最初の(?!)でした。
そういう人が、数人いることがわかり、それがどうやら自己紹介票に発すると気がついたのはしばらくしてからのことです。
この自然発生的な文通を、より意図的にやってみようと思いついたのが、文通サークルの企画。
自己紹介票的なものを、数多く集めていけばそういうものが形づくられるだろうと推測したわけです。
これを具体化するのに、参考にし、よびかける場になったのが例の『じゃマール』誌だ。
個人広告情報誌で、一人当たりの文章は短く40~50字程度。
物品販売や交換などが中心でしたが「人生系」と称するページには、「人間関係に悩んでいます」「対人関係がつづかない」「友人がほしい」……などの投稿が並んでいた。

〔2〕人生模索の会と『ひきコミ』
Center:(1)人生模索の会のスタート
Center:(2)第2回人生模索の会
Center:(3)第3回人生模索の会
Center:(4)引きこもりの体験発表と交流・相談会
Center:(5)文通サークルの発足
Center:(6)CHIEKOさんの参画
Center:(7)『ひきコミ』準備号の発行
Center:(8)取材はつづく
Center:(9)文通誌『ひきコミ』の創刊
Center:(10)居場所づくりを考えてみる

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