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（５）ＮＨＫ学園を卒業した風凪さん

風凪さんを紹介しよう。
彼女も『じゃマール』を通して参加してくれた。
渋谷の駅前で待ち合わせをしたとき、彼女はＮＨＫ学園高校在学中だった。
その後、こみゆんとクラブのいろんな会合に参加してくれました。
98年初めに「不登校・中退者のための進路相談会」というのを首都圏を中心に何回か開いたとき、彼女はそのいくつかの会場に来て、受付などを手伝ってくれた。
1998年4月、これらの相談会が一段落したところで、こみゆんとクラブの新しい会合の開き方として「不登校経験者の体験発表と交流」を一つ加えてみようと思った。
ある学校をかりて「不登校・中退者のための進路相談会」を開いた。
それを知った別の学校の人から「うちの学校も使って下さい」という申し入れがあったのです。
それで、その学校を会場にして「体験発表と交流会」を開くことにした。
体験発表をしてみないか、と言ったとき3人が手をあげてくれた。
風凪さん、桜井さん、そして広野くん。
風凪さんは、これまでの自分の体験したことを手記にまとめたいと言っていたので、手記にする前にともかく一度はそれを発表してもらうことにした。
4月19日、新大久保の東京ビジネス学園高等部で、この会合を開きました。
30名近くが出席した。
司会は、陽介くん。
風凪さんは早口で予定を十分のところ5分ぐらいで話し終わってしまいました。
あまり早く終わったので、同じことを今度はゆっくり話してもらいました。
風凪さんはその後、複雑な軌跡をたどっている。
ＮＨＫ学園高校を卒業し、ある大学に入学した。
しかし、医学系に進みたいと退学。
その後しばらく連絡がとだえていたのですが、2、3年ごとに連絡がある。
いまは一人暮らしで次の目標に向かってすすんでいる。

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