居場所ワークをする人への収入の分配
居場所ワークをする人への収入の分配
サイトの制作・運営から得る収入は居場所ワークをする人で分配します。
分配の基準は、それに関わった時間数です。
そのために作業するごとに作業内容と作業時間を記録します。
これは本人が自己申告します。
その申告には個人差がでますが、原則としてそのまま認めます。
これまでの経験からみて意図的に不正申告をする人はいません。
引きこもり経験者が信頼できるところです。
その日の調子や体調によって作業の進行が左右することもあると思います。
それらも信用していいと思います。
この記録用紙が作業日報であり、10年以上の作業日報を保管しています。
作業費を支払う側としては、支払いを遅延なくしたい、もっと時間単価を上げたいという思いはあります。
しかし、現状は支払いに困るほどの赤字収支でそうできないのが残念です。
改善策を考え中ですが助言者が必要で、助言いただける当事者も募集しています。
サイト制作の入金の分配にはもう一面があります。
不登校情報センターのサイト(http://www.futoko.info)は、自前のドメインによります。
サーバー、プロバイダーは別ですが、サイト上の情報は原理的にはすべて指示できます。
広告代理店的なところには、支払いを受けることはあっても支払うことはありません。
さて同一ドメインのなかには個人が独立してブログを運営できます。
この個人ブログの運営者がそのサイトから収入を得られるようにしたとき、原則としてその個人の収入にできます。
収入額は多くはありませんが4名がそうしています。
そういうブログ運営をする当事者も歓迎します。
収入の分配はこのように二重構造になります。
これは不登校情報センターの引きこもりの社会参加支援が二重構造になっているからです。
一つは、共通する不登校情報センターのサイト制作です。
もう一つは各人が特技・関心などに応じて取り組むことのを応援する場です。
各人の特技・関心はパソコン関係でなくてもかまいません。
すでにパステルアート教室を開き、ゲーム交流会をしている人がいます。
カラーセラピーや心理学教室を試みた人もいました。
手芸やカウンセリングなど自分の特技・関心を生かそうと思う人は相談にきてください。
〔連載目次〕
居場所ワークでぼちぼち行こう!
ウェブサイトを都市になぞらえる
不登校情報センターのサイトの収入源
居場所ワークをする人への収入の分配
居場所におけるワークのパターン
居場所ワークの参加資格は引きこもりの経験者(仮題)
居場所ワークの説明会の予定(仮題)