ひきこもり国語辞典・辞書編や行
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や行
焼かれる(やかれる)
エネルギッシュで元気いっぱいの人の中にいると、その熱気で自分が焼却されてしまいそうです。
この感じです。
役割(やくわり)
中心になり、数人をまとめ、全体の方向づけをすることはできません。
中心の人から自分にぴったりのことを見定められて任され、自分の能力(?)に合うと「できるかもしれない」気持ちになります。
そこで自分の役割を果たしていきたいです。
〔類似語・同義語〕役割分担(分担を参照)。
やけになる
焦りの一種です。また焦りを通り過ぎたところの気分です。
それを言動で表すことで、気分を発散するはずなのですが、たいがいは二次的な問題を引き起こします。
派生したことが問題になって責められ、自分で自分を責める状態に追い込まれます。
休み時間(やすみじかん)
中学時代、休み時間になるといつも机で本を読んでいました。
初めはそんな私にも声をかけてきた同級生も、あまり反応しない私にだんだん声をかけてこなくなりました。
別にそんな本を読むのに熱心だったわけではないのですが、静かにしていたかったのでそうしていたのです。
私にとって本を読むことは、同級生との接触を避けながら教室ですごす方法を工夫していたのです。
それが居場所づくりの方法でした。
安らぐ(やすらぐ)
安らぐはいいけれども、「安らげるにようにします」という人には、何かされそうな気がして、逃げたくなります。
似たことに癒されるというのがあります。
でも「癒してあげます」と近づいてくる人がいると「私が壊してあげます」と言われている感じがして怖いです。
「気持ちが楽になる」のはいいけれども「気持ちを楽にしてあげます」という人には警戒心がわいてきます。
やっかみ
うっかり自慢なんかはしないことです。
それだけじゃなくて、自分にとって嬉しいことも嬉しそうに話さないことです。
自分がやっかみの対象になりかねません。
こんな形であっても打たれる対象になり、そういうのには弱いのです。
「不幸自慢」をしがちですが、反対の「幸福自慢」もほどほどにしています。
やっぱり
まさか何かが起きる、変わるとは思わない、たいしたことではないだろう…期待をしていたわけではありません。
それでももしかしたら…と、ついうっかり「~をしてみた、行ってみた」が、何もなかった。
こんなことを何度か経験しました。
これが「やっぱり」経験だと思います。
やればできる
「やりとげた人」がいうことば。
やってみてできなかった人には通用しません。
どちらかというと後者の方が多いことも多くの人には内心わかっています。
「やって みなさい」と促しているのでしょうが、TPO(時期、場所、機会)に左右されます。
臆病(慎重、勇気のなさ、不決断)であることは認めてはいるんです。
けれども「やればできる」の一本調子で迫られても心は動きません。
遺言状(ゆいごんじょう)
二十代なのに遺言状を書いたことがあります。
正式なものではありませんが紙に丁寧に書きました。
財産なんか何もないので、この世への思いと感謝とお詫びだけの遺言状です。
大切に保管しすぎて逆にどこに置いたのかわからなくなってしまいました。
頭のなかではときどき書き直しをしています。
友情(ゆうじょう)
辞書には「友人として、相手を思い、また裏切らぬ真心」(『新明解国語辞典』)とあります。
…でも、仲間内でだれかが元気になったり、社会復帰すると友情が崩壊したり、ときには裏切り者扱いされます。
とらえどころのない言葉です。
夕闇(ゆうやみ)
陽が沈みかけてうす暗くなったころ、なるべく家から外に出るようにしています。
そうでもしないと外出する機会がなくなるからです。
朝や昼のうちは、近所の目とか明るさ自体が気になって外出するのをつい見送りたくなります。
夕闇を味方にしたいです。
要塞(ようさい)
〔2016年3月〕
2階の自室には誰も入れたくありません。
母が掃除をすると言って来たのを拒否してからは家族も入らなくなりました。
入り口付近の物を重ねて入りにくくしました。
もう要塞になっています。
予告だおれ(よこくだおれ)
動き出すきっかけか手がかりにしようと、「そのうち行きます」と伝えました。
初めは「行く予定です」だったのが動けず、そして今回もやはり行けませんでした。
次は「行けたら行きます」にしようと思います。
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