Job:陶磁器工
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陶磁器工
〔2003年原本〕
工業的方法で陶磁器を作る仕事です。
作るものは食器が主ですが、碍子(がいし、電気用陶器)、洗面器やタイル、おもちゃの部品などがあります。
型づくりの方法は、轆轤(ろくろ)成形、鋳込み(型に流し込む)、プレス成形があります。
この形づくりをする人を陶磁器形成工といい、一種の技能職です。
轆轤成形作業(手轆轤、機械轆轤)、鋳込み成形の技能資格があります。
絵付けは、手で描く(画工、絵師)、絵を貼る(転写紙絵付工)、印刷する(スクリーン転写工)の工法とそれぞれの職名があります。
これにも絵付け作業の技能資格があります。
ペインターとよんでいるとこともあります。
また量産型の陶磁器の原型となるものを石膏や粘土を用いて作りますが、その原型製作作業にも技能資格があります。
就業先は大手メーカーから、陶磁器作家の家内工房まであります。
轆轤成形においては(⇒)陶芸作家とはっきりした区別があるわけではありません。
〔給〕は〔低〕~〔並〕。