Job:金属熱処理工
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金属熱処理工
〔2003年原本〕
機械などの金属部品を熱加工し、硬度、強度、弾力性などを高める仕事です。
熱加工の方法は、焼き入れ、焼き戻し、焼き鈍(なま)し、焼き均(なら)しの4方法があります。
ほとんどが機械や装置を使う仕事です。
焼き入れする金属の形や種類、加熱方法、温度、時間によって、仕上がりが違い、技能性の高い仕事になります。
炉内の火色で温度を計って、火の強さを判断したり、金属材料を判断したり、金属材料にグラインダーを当てたときに出る火花で材料を判断したり、鋼の組成を顕微鏡で検査したりします。
主任クラスでは公害防止管理者、毒物劇物取扱責任者などの資格もいります。
大手の金属・機械メーカーと中小の熱処理専門事業所が就業先です。
中小事業所のほとんどが大手メーカーの下請けです。