Job:邦楽家
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邦楽家
邦楽は日本の伝統音楽で、種類が多くあります。
声楽曲には語り物(歌詞中心)と謡物(うたいもの、旋律主体)があります。
語り物には謡曲(ようきょく)、浄瑠璃(じょうるり)、琵琶など。
謡物には、地歌(じうた)、筝曲(そうきょく)、端唄(はうた)、小唄など。
語り物と謡曲の中間にあるのが、清元、長唄。器楽曲には合奏曲としての雅楽(ががく)、独奏の尺八、琴などです。
ほとんどの邦楽が家元制度になっており、弟子入りをし、個人的に口伝するという養成がほとんどです。
音楽系大学に邦楽の技術が学べるところ、NHKには邦楽技術者育成会があります。
尺八や筝は、市中で教室を開いているところもあります。
また各種のコンクールがひらかれており、上位入賞者にはプロへの道も開かれています。
邦楽家のプロとしての道は、容易ではありません。
大衆的なコンサート(演奏会)への特に若者の参加がなく、邦楽の多くが公的な財政援助をうけている状況です。
西洋音楽との融合(西洋音楽との共演、西洋音楽界への進出を含めて)、邦楽回復の努力が続けられています。