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Job:運転手(トラック)

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運転手(トラック)

2003年原本
ターミナル間の輸送、工場と倉庫間の輸送、港から冷凍施設への鮮魚輸送、引っ越し、コンテナ専門のトレーラー輸送などいろいろなタイプがあります。
扱う車種によって必要な運転免許の種類がちがってきます(自動車運転者)。
“トラック野郎”とよぶ人もいますが、女性もいますから、“野郎”は使えません。
配送スタッフとして求人募集されています。
区域トラック運転手と路線トラック運転手に分かれます。
区域トラック運転手は、トラック単位の貸切契約で輸送し、
貨物の種類もトレーラー、コンテナ車、ダンプ、ミキサー車、タンクローリー、冷凍冷蔵車と多種あります。
路線トラック運転手はトラックターミナルを拠点とするもので、ターミナル間を結ぶ中長距離と、
都市区域内の小口貨物を扱う宅配便(サービスドライバー)に細分されます。
ターミナル間の場合は、小荷物類の輸送が多く、トラックの積載重量は10トン以上、荷物数は1000~2000個になります。
荷物の積み上げ、積み降ろしは、ターミナルの構内作業員がやるところがほとんどのようです。
しかし、荷物の積み方は運転に影響するので、運転手が何らかの形でかかわるようです。
そのターミナルを夜出発。夜間、高速道路を乗りついで、朝方に先方のターミナルに到着。
荷を降ろし(構内作業員の仕事)、睡眠(仮眠)をとって、その日の夜、今度は先方のターミナルで荷物を積み、朝方、元のターミナルに戻ります。
これが典型的なもので、この往復は「一航海」とよびます。
1か月にこの往復が10回前後あります。
自宅に戻れるのは、月に5~6回というところです。
トラックを止めて中で眠ることも珍しくありません。
輸送の時間は限られていて、高速道路を大型トラックが時速100km以上(法的には時速80kmが限度)のスピードでとばす危険な仕事です。
眠気は大敵で、事故は命にかかわります。
納品期日に間に合うように荷物を運ばないと、損害賠償を求められる過酷な労働条件もあります。
それに積みすぎ(過積載)も問題です。
労働組合などで改善していく取り組みも期待したいものです。
慣れない道で迷ったり、道が狭くなって通行不能になったりする意外な失敗談もあります。
夜間の仕事で、生活が不規則になりがちで体調には気をつかいます。
車に座りっぱなしで腰痛になりやすいのに、荷物の積み降ろしをしなくてはならないとか、
なかなか家に戻れなくてホームシックになるとか、肉体面、精神面ともに強くないとつづきません。
〔給〕は、基本給と歩合制の組み合わせとか、出来高制ですが、いずれにしても〔高〕です。
運転するトラックの重量(t(トン)数)によって賃金は上がりますが、大型になるほど輸送距離も長くなる傾向があります。
「一航海」の労働がそれだけ厳しいものとなります。
運送会社、メーカーや問屋の輸送部門に就業するほか、トラックを所有する独立自営者も少なくありません。

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