Job:製薬工
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製薬工
〔2003年原本〕
薬品の製造者です。
薬品の製造は、普段は3段階あります。①製薬工程、②製剤工程、③包装工程です。
製薬工程は、原薬をつくることで、主に発酵と合成によります。
製剤工程は、錠剤、カプセル剤、注射、軟膏、坐薬などの形にすることです。
包装工程は、ブリスター包装(錠剤、カプセル剤)、ユニットパック包装(散剤など)、バイアル・アンプル包(注射・液剤)、チューブ包装(軟膏)などにすることです。
製剤工程と包装工程は手作業部分も多く、丁寧で清潔に仕事をすすめるという点で女性向きといわれます。
製造工程は自動化がすすんでいて中心は機械操作とそのなかでの進行状況の点検と管理です。
製造工程には、作業者と作業管理者のほかに、管理薬剤師が配置されることになっています。
製薬工場は2万、大は従業員1万人から小は工程の一部をうけもつ家内工業的な会社まであります。
製薬工になるには、これらの製薬会社に就職することです。
機械操作や作業工程は入職後の研修で習得できるものです。
製剤工程は工業高校の卒業者が比較的多くなっています。