Job:生鮮食品販売(スーパーマーケット店員)
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生鮮食品販売(スーパーマーケット店員)
〔2003年原本〕
スーパーマーケットの野菜、果実、精肉、魚介類の販売員です。
仕事の内容は、①包装(パッケージ)、②陳列(売り場へ並べる。追加補充もある)、③売れ残り品の保管が中心になります。
野菜についてみると①のパッケージには、商品の選別(不良品を除き、重さやサイズをそろえる)、水洗いや予冷、湿布かけなどによる蘇生、追熱(果物の熟成を促す)などの準備作業があります。そのあと、パーツづくり(カット、小分け)、整形、盛り付け、包装。
②の陳列には、計量と値付け、棚などへの陳列、保鮮(散水や補水によって鮮度を保つ)という作業もあります。
これらは鮮魚、精肉にも方法は違っても行なわれます。作業仕様(マニュアル)が決まっていて、比較的短時間に修得できるようになっています。
スーパーマーケットが小売食品店と違うところは、仕入れが専門担当者により行なわれること、一般にはレジ部門を除いて接客場面が少なく、セルフサービスになっていることです。しかし、固定客が多く、つきつめていくとスーパーマーケットもまた接客業であり、店づくり、陳列、包装などの形でそれを現わしていきます。
パートやアルバイトの人が多く(時間給など)、総人件費を下げ、利益率を上げるようにしています。
常勤社員の〔給〕は〔並〕。早番や遅番などの勤務体制がとられています。