Job:獣医師
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獣医師
〔2003年原本〕
動物の病気の治療や予防をする“動物の医師”です。また公衆衛生の各セクションで仕事をしています。
仕事内容は、仕事に就く場所によって決まります。
①家畜・家禽(牛、馬、豚、鶏など)を対象とする獣医。とくに家畜産業地域の個人診療所や公立の家畜診療施設で、
家畜の衛生管理、病気の予防・治療、出産の衛生管理、病気の補助を行います。
患畜のいる場所への往診の形が多くなります。
天候や道路事情が悪いとか深夜のこともあります。
狭くて暗くて、床面の不安定ななかで大型の重たい動物相手に治療します。
精神力、体力のいる仕事で、ほとんどが男性、少し女性もいます。
②ペット動物を対象とする獣医師。
とくに都市部に多く、犬・猫など比較的小さな動物の治療や飼育相談、健康相談に応じます。
飼い主が診療施設(ペット病院)につれてくることがほとんどです。女性獣医師が進出しているところです。
③食品衛生や環境衛生分野の獣医師。
保健所、肉食衛生検査所、魚市場などで食品衛生監視員として働いています。
④研究・開発機関の獣医師。製薬のための実験動物の飼育と観察、食用の乳製品や肉製品の開発における衛生面の仕事、
生命科学の研究機関での牛の産み分け法などの研究・・・。
そのほか動物園や競馬厩舎など、動物や食肉に関係するいろいろな分野で働いています。
獣医師は、6年制の獣医系大学を卒業して、国家資格が必要です。
〔給〕は〔高〕。
しかし勤務場所による差は大きく〔やや高〕以上。
〔参考〕農林水産省
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
TEL03-3502-8111
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