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Job:潜水士

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潜水士

〔2003年原本〕
海に潜り、漁業や土木建築など各種作業をする潜水作業員、ダイバーです。
仕事の内容は場所によりまちまちで、工事なら港湾のコンクリート打ち、水中の溶接、組み立てなど、
陸上にある土木作業はほとんど海中でもあります。
そのほか漁業としての貝類採取、船舶の清掃、海難事故のレスキュー隊、水中テレビ撮影などです。
いちばん多いのは漁業関係の潜水士です。
海底50mの地点での作業は、潜水病をさけるために現場につくまで、現場から戻るまでに時間が必要で(毎分10m以内の潜降、浮上)、
実作業は3~5分程度です。
しかも30分潜ると12時間休憩が必要です。
飽和潜水方式は丸1日高圧カプセル内ですごし、その後潜水するもので、このばあいの作業は連続30分程度できます。
しかし通常生活に戻るには作業終了後2~3日が必要です。
潜水作業にはいろいろな危険がつきまといます。複数で潜水し、互いに連絡し、海上と連絡しながら作業を進めます。
潜水士になるには厚生労働省の免許が必要です。講習会が開かれ、技術修得の機会があります。
岩手県立種市高校は水中土木科があり潜水士を養成します。
土木建築作業には、潜水のほかに溶接などの技術も必要で、これらは陸上と同じものです。
就業先は、サルベージ・港湾土木建設会社。自営業の人もいます。
〔給〕は〔高〕ですが、むしろ契約型雇用が多いようです。
〔参考〕安全衛生技術試験協会
http://www.exam.or.jp/



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