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Job:宝石店経営・宝石鑑定士

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宝石店経営・宝石鑑定士

2003年原本
宝石貴金属(時計)店になっていることが多いようです。
宝石は生活必需品でなく、また手持ちの宝石を現金にかえようとしても購入金額と同額にはかえることはできないもので利殖の対象ではないので、
販売に工夫がいります。宝石アドバイザーという人もいます。
販売上の努力としては固定客を確実にフォローすること、フリーのお客はプレゼント用、ファッション用なので
季節に合った宣伝と品ぞろえをすること、などです。
宝石鑑定士は、宝石(ダイヤモンド)の品質を評価する専門職です。
ルーペや顕微鏡を使い“4つのC”といわれるカラット(質量)、カット(研磨)、カラー(色彩)、クラリティ(透明度)を観察します。
いちばん重要なのはカットで、カットのしかたで輝き方が決まります。
鑑定は鑑定書に書き込みます。これは宝石のカルテになります。
ときにはカルテに記載されていない傷を見つけることもあります。
鑑定のほかに、鑑別をする宝石鑑別士がいます。
これは石の種類を判定し、真贋(しんがん)を見分けることです。
鑑別する人にはアメリカ宝石学会の宝石学修了者(GC)の資格があります。
日本宝石鑑別協会が受講手続きをしています。
日本のGCは約2,000名(98年)。
宝石店経営者にとっては、宝石の鑑定や鑑別ができることも必要な技能であり、サービスの一部になるものです。


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