Job:土地改良換地士
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土地改良換地士
〔2003年原本〕
区画整理などによる土地改良の実施で、土地所有の農民が利益を失わないように公平な立場から助言をする専門家の資格です。
資格者の多くは、土地改良区で農用地集団化に関わる(認可、指導、実施)土地改良事業団、
測量会社などの換地業者や、地方自治体の職員です。
日本の農地は細分化され、形状も複雑なものが少なくありません。
その農地を区画整理して農用地集団化を図る際に農民の土地所有権を守らなければなりません。
直線状の区分けで形状が新しくなった土地が従来の農地と比べて狭くなるような事態を出してはいけません。
一定地域の農地の区画整理計画のなかで、土地換地計画をつくり、関係農民の換地総会に提案し、
農地所有者の合意を得てはじめて区画整理計画は実施できます。
この換地総会で、関係農民が判断できるのに必要な意見を述べることが重要な職務です。
農民からの信頼が不可欠です。換地処分に関わる実務として、
計画書作成、代位登記申請、換地処分登記申請の事務をともないます。
受験資格は、農用地集団化に関係する事業の実務に通算3年以上の経験をもつこと。