Job:国家公務員(一般行政職)
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国家公務員(一般行政職)
〔2003年原本〕
国の各機関(外務省を除く)で働く、一般事務系の職員です。
各省の本庁や出先機関、国立大学、小中学校、国立病院、研究施設・試験場、営林署、観測所などで、予算管理、執行の記録や集計、人事、総務、住民との折衝、自治体や業者団体との調整などを行ないます。
最も代表的な仕事内容は立法に関する調査や文書作成です。
国家公務員の採用は3種類に分かれており、どの試験によって採用されたかで職種・職務がちがいます。
国家公務員I種――国家公務員採用試験の中の最高峰。最も難易度が高い。各省庁の幹部候補生の採用試験。
将来、課長、部長、局長、事務次官に昇進可能。受験資格は、21歳以上33歳未満(大学卒業者を想定)。
国家公務員Ⅱ種――I種に次ぐ、各省庁をはじめ、国立大学・病院・研究所等に勤務する中堅職員採用試験。
将来、地方出先機関の幹部になる可能性もある。
受験資格は、21歳以上29歳未満(短大または高専卒業者を想定)。
国家公務員Ⅲ種――政治行政に関わる事務や技術的な仕事に従事する初級係員採用試験。安定した職場である。
将来、中堅幹部になる可能性もある。受験資格は17歳以上23歳未満(高校卒業者を想定)。
〔参考〕人事院
http://www.jinji.go.jp/top.htm