Job:印刷機オペレータ
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印刷機オペレータ
〔2003年原本〕
印刷工場の機械操作員です。
見本刷、刷版、用紙、インクを準備し、作業指示書により、印刷部数、色数、用紙などを確認します。
多くは黒(すみ)一色ですが、ポスターなどは4色刷りのものもあります。
用紙によっては同じインク量で刷っても表と裏で色の出方が違うこともあります。インク量の微調整でこれをそろえます。
4色刷りのばあい、最低2人で作業をします。一人が給紙につき、機械が始動すると、反対側から印刷された紙がでてきます。
これを検査し、修正していきます。
何枚か印刷されると、紙の重さでインクが上下の紙につきますから、それを防ぐために木(すのこ)をおきます。
湿度、天気、インク量、紙質などにより、この置き方が変わります。
刷り枚数は自動的にセットされていますので、所定の枚数を刷ったら検品し、次の工程に送ります。
印刷機は各種あり、最近はオフセット印刷が主流です。
オフセット平台印刷が普通ですが、輪転印刷機は大量印刷用で、用紙はロール状になり、スピードもかなり早く、それに対応した動きが必要です。
印刷機械はさらに技術革新されていく見通しで、オペレータの仕事内容もそれに応じて変わっていきます。
制作工程だけでなく、見積り、用紙手配、品質、進行、納品など全工程を管理する人に印刷管理技能資格があります。