Job:ルポライター・フリーライター
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ルポライター・フリーライター
〔2003年原本〕
新聞社や出版社に属さない執筆専門家、ライター。
元新聞記者、編集者が多く、また市民運動の活動家や研究者からライターになった人もいます。
社会問題に関するライターは、ジャーナリストの一部になります。
ルポライターとは、ルポルタージュ(報告文学、記録文学、報道文学)の書き手という意味です。
事件や事実を取材して、その事実を1つの文学様式で書くものです。
フリーライターとは、書き方に特に様式がありません。
ルポライター式で書く人もいますし、新聞記事的に書く人、会話とナレーション、手紙などの書き方の工夫があります。
ルポライターとフリーライターを区別することはほとんど意味がないほどですが、ルポルタージュという表現様式は続いています。
仕事の内容は、取材、調査をして、主に雑誌などから依頼された原稿を書くことです。
独自に企画し、取材して記事を書き、出版社に持ち込む人もいます。
取材して文章力があるだけでは生活できるだけの収入にはなりません。
新聞・出版関係者との人間関係、独自の専門分野をもつなどが必要です。
逆に執筆依頼が多く、“作家”的になる人も、作家もいます。
コラムニスト、スポーツライター、バイクライターはそれぞれの分野など特別のライターです。
ほとんどの人が原稿執筆の締め切りに追われるようになります。
特に資格はありません。新聞記者や出版編集で実績をもち、人間関係をもち、独立するということになります。
収入は原稿用紙1枚当たりの料金できまります。最低で1枚2000円程度。