Job:ダム管理主任技術者
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ダム管理主任技術者
〔2003年原本〕
ダム管理主任技術者はダムや貯水池の維持、操作そのほかの管理に従事する職員に設けられた資格名です。
河川法によって、水力発電や灌漑用水などのために、河川区域内に高さ15m以上のダムを設置する事業所は、ダムを安全に管理するためにダム管理主任技術者を選任しなければなりません。
電力会社の事業所や出張所所長クラスのもつ資格といえます。
職務内容は、①洪水時などにダムから放流する量を決めるゲート操作を適切に行なうこと。
②ダムからの特別の放流時に、ダム、貯水池、河川の上流、下流域の住民に、サイレンや警報車などで知ら背、危害が及ばないような措置をとること。
③降雨量の観測、ダム、貯水池への流水量の測定を行なうこと。
資格取得条件は、①大学、高等専門学校(土木科)卒業で、ダム・河川の管理に3年以上の実務経験者。
②高校(土木科など)卒業で、ダム・河川の管理に5年以上の実務経験者。
③高校(電気工業科)卒で、ダム・河川の管理に実務経験7年以上、など。
(財)全国建設研修センターが、ダム管理主任技術研修を実施しています。
ダム水路主任技術者(第1種、第2種)は、水力発電設備の工事、維持、運用に関する保安の監督者です。経済産業省資源エネルギー庁が研修を実施します。