Job:スタジオミュージシャン
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スタジオミュージシャン
CD制作のときの楽器演奏者です。
CD制作業界や音楽産業を支える裏方になります。
自分の演奏できる楽器はすべて録音スタジオに運び込みます。
譜面を渡されたら、どんなものでも自分の分担する楽器で演奏できなければなりません。
プロデューサー(CD制作)の指示に応じて、限られた時間内に、その曲に合ったサウンドを仕上げることが仕事になります。
シンセサイザー奏者(シンセシスト)を例にとると、演奏力だけでなく、コンピュータプログラムの知識、指示された音質を即座につくりあげる技術を要求されます。
どの楽器を扱うにしても、ミスは絶対に許されません。
ばあいによってはあまり得意としない音楽ジャンルの演奏を依頼されたりしますが、一度断わればなかなか次の仕事のこないきびしい世界です。
歌手や楽器のスタープレーヤーとは違って地味な役回りです。
そういう表には出ないところですが、技術的には、力量が必要です。
演奏家というよりは演奏職人ともいえるようです。
「一曲演奏していくら」という条件で働き、現金で支払いを受けます。制
作プロデューサーとの間には通称インぺク屋という仲介者がおり、スケジュールを調整します。
録音スタジオに着いて何を演奏するのかはじめてわかる、ということが多いようです。
一匹狼的な仕事ですが、演奏家はもちろん集団作業なので、そこでの協力はかかせません。