Job:シナリオ作家
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シナリオ作家
〔2003年原本〕
映画、テレビのシナリオを書く人、シナリオライター、脚本家です。
テレビ・ラジオの専門の人が多く、そのばあいは放送作家、スクリプトライターとよばれます。
業界内では単に作家とよばれます。
脚本(シナリオ)はいくつかの種類があります。
ドラマ、演芸、特集や記録(ドキュメンタリー)の構成、DJ、あるいは翻案などです。
また原作があってそれをシナリオ化するものとオリジナルな作品などに分けることができます。
代表的なものはドラマの脚本です。何よりもストーリーの構想力が問われます。
人間の心の奥を見る観察力の鋭さ、洞察の深さが求められます。
具体的な作業では演出家との打ち合わせ、事前の取材や資料集め、舞台となる場の歴史的な背景など、
ストーリーに奥行きやリアリティをもたせます。
仕上げをいったん終えて、演出家やスポンサーに見せ、相談をしながら書き直しや修正を重ねます。
徹夜作業がさけられない人もいます。
体力と根気のいる仕事です。
机上の作業が多いのですが、全体的には行動的に仕事をする人が多いようです。
シナリオ作家になるには、
①著名な作家に師事をする。
②コンクールや公募に作品を応募し入選する。
この2つが基本的なコースと考えられます。
いずれも難関です。
収入は、シナリオ料。
映画なら1本平均300万円、30分ものテレビドラマなら10万円前後といわれますが、評価が個人差を生みます。