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Job:おもちゃデザイナー・おもちゃ製造工

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おもちゃデザイナー・おもちゃ製造工

2003年原本
おもちゃデザイナーは(⇒)工業デザイナー(ID)の一種になります。
仕事の手順としては、IDと同じですが、特徴としては機能性第一よりも、遊びの部分をどうつくり出すかが大事です。
モーターなどがあれば、そのメカニズムを優先したうえで外形の形を決めていくことになります。
メカニズムとデザインが衝突することもあります。
おもちゃには流行があり、しかも比較的に変化が早いものです。
子どもに関心を寄せ子どもの世界に通じていること、アニメーションなどのキャラクター玩具はよく売れるので、
子ども向きのテレビ番組に通じていることがポイントです。
企画・デザインから見本を作って生産工程にまわすまでが仕事になります。
おもちゃ製造工は、玩具製造工という固い名前が公式の職名です。
デザイナーの作った見本と型紙を受け取り、数人でグループを組んで作業を開始します。
おもちゃは金属製、ビニール・プラスチック製、布製、紙製、木製などがあり、またそれらを組み合わせたものもあります。
また発条(ぜんまい)で動かすもの、電池を入れるもの、モーターやコンピュータの組み込まれたものもあります。
多くの場合、これらはそれぞれが企業として独立していて、プラスチック製部品、金属製部品、木製部品・・・・・・専門という形になっています。
手内職者のところで部品づくりをやっているところもあります。
グループでは、それぞれが分担してこれらの部品作りの手配をし、作って、最終的には組み合わせて完成させます。
組み立てはベルトコンベアの流れ作業になっているところもあります。
プラモデルなどおもちゃによっては、購入者(子ども)が最終的な完成品をつくるものもあります。
女性も多く、布製品のミシン縫い、彩色、植毛などの部分的なものから、組み立て、全般をやっている人もいます。

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