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(1)「受け入れの保証を求め、確認する」
Aさんが人との関係をつくろうとするとき,--少なくとも依存的状態の一面が表われるとき――相手に自分を受け入れてくれる“保証”を求めることがあります。
私を攻めないでください、私を否定しないでください、私を受け入れてください、そういう気持ちからのものです。
それが確認され、保証されるなら、私はあなたに近づくことができます、私の話もすることができるかもしれません――心情を察するとこういうところでしょう。
たぶん保証を求められる多くの人(Bさんとしましょう)には、Aさんを受け入れない、否定するという思いはありません。
けれどもなぜ何も話をきかないうちから受け入れの保証を求められるのかは、よくわかりません。
受け入れない気持ちはないけれども、それを保証する面での不安感、未知の体験に対するちょっとした違和感があると思います。
Bさんの気持ちを言葉に表わすとすればこういうものでしょうが、はじめはそこまで明確でなく、“ん(?)”という感じです。
しかし、AさんにはBさんのこの程度の確認では必ずしも安心できません。
それまでは自分がずっと否定されてきた、人を信頼できにくくなっているので、Bさんぐらいの受け入れでは、相手と関わるには不安があります。
Aさんにとっては、自分がこのような確認を求めていると感じるならば、カウンセラーを求める方がいいでしょう。
そのほかにBさん(タイプ)のなかで受け入れの確認の合図のある人に話していくといいでしょう。
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