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Center:理事長のアスペルガー宣言(1)

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理事長のアスペルガー宣言①

〔2010年06月08日〕
「〔4-3〕松田理事長の「私はアスペルガー」宣言」に入ります。
ウィキぺディアへの記載者はT=、私の感想・意見はM=の形にして分けています。

T=松田理事長は、公式ウェブサイト上のエッセイにおいて、「私はアスペルガー・自閉症の傾向がある」と記している[3]。
自身の人生を振り返ってみると、アスペルガー・自閉症の傾向に多々重なる部分があるとのことである。
そのなかで松田理事長は、
「私がこうして不登校情報センターの理事長を務め、社会参加できていることにより、私の生き方はアスペルガー・自閉症の人が社会参加する上での参考になる」としている。
しかし、自分の興味関心に没頭し、他者の心情を察する事が苦手なアスペルガー・自閉症傾向の人が、組織の代表を務め十分に采配を振れるかについては大いに疑問がある。
アスペルガー・自閉症傾向の松田理事長が同センターの代表を務められるのは、周囲の人々の好意的な理解や支えがあるからというよりも、
周囲の人々の根気負けや松田理事長に言いくるめられた等であり、「win-win」の関係とは言いがたく、そして引きこもり経験者等の、自分の意見を率直に言えず相手に追従してしまう傾向のある人々によって大部分が構成されている不登校情報センターであるからこそ、アスペルガー・自閉症傾向を持つ松田の理事長就任が可能となるのであって、これを一般化してしまうのは真実に反する軽率な言説であろう。

M=(1)アスペルガー・自閉傾向の人は社会のいろいろな分野で活動しており、執筆者T=のように一般論にはできません。
一般論としての障害者でもありません。
アスペルガー気質は遺伝的・先天的な要素ですが、その人が障害領域の状態になるのは、後天的体験・生育歴の要素、特に対人関係の経験にかかわります。
人は障害者に生まれるのではなく、成育歴や社会条件のなかで障害者になるのです。 執筆者T=にはその理解がありません。

M=(2)私個人のアスペルガー傾向による言動が、フリースペースの運営に不適切に反映しているのを事典で表現するには、それを踏まえたものが必要です。
アスペルガー傾向一般論では差別的表現になりかねません。
〔参考〕ある心療内科のホームページにある「発達障害の程度を測る簡易テスト」で私の自己テストは50点中31点、“発達障害の可能性も考えられる”レベルのようです。
アスペルガー障害は発達障害の一部です。

M=(3)「周囲の人々の根気負けや松田理事長に言いくるめられた等であり、「win-win」の関係とは言いがたく、
そして引きこもり経験者等の、自分の意見を率直に言えず相手に追従してしまう傾向のある」というのは、 書かれた人T=個人の実感でしょう。
しかし、通所者の全員に当てはめるのは無理がありませんか。
「win-win」の関係とは相互に利益になる関係という意味ですね。
そのうえで「言いくるめられた」「相手に追従してしまう傾向」とは何を指すのかを考えてみました。
運営するとは物事を決定する役割を負います。
通所者の感情、希望、意見、それに意思では左右されない客観状況が交錯するなかで何かを決めます。
執筆者T=はその決められたことに満足していないのです。
特に「発達障害・精神疾患の受け入れ」をやめてほしかったのでしょう。
自分の思い通りにはいかなかったのです。
それは通所者だけではなく理事長も同じです。
およそ全部を満たされた状態はないものです。
通所者だけではなく理事長もまた同じです。
客観的条件も心理的要素もそこで折り合いをつけられれば通所者には修行になりえます。
執筆者T=には修行にならなかった、修行を超える負担であったのです。 運営者は自分の問題として対応を考えますが、通所者T=は運営の問題にもできるし、自分の問題にもできます。
両方ありますが、執筆者T=は自分の問題を上手くつかめないので、運営と運営者の問題にしたと思えます。

M=(4)フリースペースは通所者が対人関係の修行を重ね、成長する場です。
運営者はその方向で問題を生かそうとします。
問題は生じますが、解決策は単純に問題を消し去るのではなく、修行に役立てようとします。
今回のウィキペディアの記載記事もそうです。
単純に消し去るのがいいとは思えず、それを生かし発展につなげようと考えます。
よく似ています。

M=(5)理事長就任は個人的には何の利益もありません。
心配なのは理事長を辞めることが、不登校情報センターとフリースペースの停止になることです。
通所者の行き場をなくしてしまうことです。
しかし、私も年齢ですから近くやめます。

何らかの引継ぎできる人を求めています。

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