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Center:ブログ「スペース便り」2010年7月9日

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ブログ「スペース便り」2010年7月9日~11日

目次

「ひきコミWEB版」だんだん充実

〔2010年07月09日〕
7月9日、金曜日の出来事。
「高田好胤を聞く会」の10回目(?)を午後の3時から始めたのが変わったこと。
文書入力とHP制作など。参加者7名。
「ひきコミWEB版」に手が入って、だんだん充実してきました。
「スクールガイド」の更新案内(データ登録から1年以上過ぎた学校への更新案内)を、全国を通して一通り終わりました。
新規のデータ掲載を含めて、回答も次つぎ戻ってきています。

「スクールガイド」中心の作業

〔2010年07月07日〕
7月7日、水曜日の出来事。
このところ「スクールガイド」ページの情報収集に取り組んでいます。
量が多く、各校への案内も細かく分けると10種類くらいになり、少しずつ勧めています。
今日は、九州、北海道・東北、東京地域の数種類を行ないました。
回答(学校側からの情報提供)も、少しずつ返ってきています。
HPづくりは、これらの情報掲載が中心になります。
作業は追いついていませんが、一時的なものなので焦ることはなさそうです。
さしたるニュースはなし。
参加者は6名。

発達障害の学習会に参加

〔2010年07月10日〕
東京都発達障害者支援センターの育成講座「発達障害と精神疾患」の講演会に参加(トカネット・藤原さんと一緒)。
講師は山崎晃資(目白大学教授)。
支援現場の実状をよくわかっている感じで、柔軟で論理構造がわかりやすい。
わたしたちが進めていることは、大枠からは外れていないことを納得させてくれました。
① 診断の2系列―1つは病名をつけること(診断分類)。
もう一つが診断フォーミュレーション=実例:暴力<「完璧癖のある母親により拒否されている学齢期前の子どもの不安定性と攻撃傾向」。
依存<「母親の過保護による極端な依存傾向」。
②自閉症スペクタラムが考えられてきた経過説明。診断名の相対性。
③カール・ヤスパースの了解関係が、今日でも有効性を持つこと。
④治療・対応における生物学的、心理学的、社会的の部分の重要性。
⑤自然治癒力・回復力の評価。
参加者は児童精神科・障害者教育の関係者が多いようですが、
青年期の引きこもり・発達障害・社会参加に接近したテーマも取り上げて欲しいところです。

FAX・コピー機の調子悪し

〔2010年07月10日〕
7月10日、土曜日の出来事。
土曜スペースの文書入力、HP制作。
FAX・コピー機の調子が悪くプリントが上手くいかないようです。
松田は、午後外出⇒「発達障害と精神疾患」学習会。
ビデオ上映会は中止。次回は7月24日(第4土曜日)。
参加者8人。
うちNさんは30分ほどで帰ったために会えず。

新小岩親の会定例会

〔2010年07月11日〕
7月11日、日曜日の出来事。新小岩親の会7月定例会。
参加者は13名、うち当事者3名。
20代後半以上の引きこもり状態は個人差がかなり拡散しています。
そのなかでやや共通性が高いのは、長期になり安定しているなかでどう手がかりをつかむのかの苦心のように思います。
30代後半以上になった数人から、将来どうするかの相談を多く受けるようになりました。
周囲の条件、個人の条件に差があります。
数人とは“人生ゲームオーバー”にならない生活保護の方向を考えあったこともあります。
実際に生活保護を受けている人もいます。
生活保護を含む社会福祉制度の勉強も制度の改善も必要になりそうです。
引きこもり状態と自立の中間状態の人が厚生労働省「ガイドライン」に提起されています。
その状態にいる本人・家族として「何を求めるのか」を問われたとき、自分の中に答えを用意しておきたいものです。
問われる前に要望するのもいいでしょう。
支援者としても同じです。
こんなことを考える機会にもなりました。
内容の深い定例会です。

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