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(9)あらゆる“社会資源”を生かす(説明)

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学校・支援団体の解説構造の「学校以外の支援団体・機関」

(9)あらゆる“社会資源”を生かす(説明)

以上のほかにも、登校拒否の相談先はさらにあります。
あらゆる“社会資源”を生かす視点から、考えてみるとよいでしょう。
警察(少年課)や家庭裁判所とその支部(家庭裁判所調査官)では、主に非行傾向の子どもと若者の相談や対応をしています。
しかし登校拒否やいじめに関係する相談も受けており、臨床心理士など心理職の人を配属しているところもあります。
登校拒否の相談先としては、親にはなじみが薄く、子どもには行きづらいかもしれませんが、適当な相談先がみつからないときは訪ねてみるとよいでしょう。
思いのほかの結果が得られるかもしれません。

三者(心理相談、学習指導、親の会)のネットワーク、心理相談、学習指導そして親の会というのは、登校拒否にかかわってある程度の歴史を重ねると、3つがそろうネットワークのようです。
心理相談所が中心になり学習塾や親の会ができるもの、フリースクールが学習指導の中心であり、親の会ができ、心理相談室と結びつくもの、親の会から生まれて学習塾や心理相談室と協力ができるもの、
いろいろな発展の姿、協力のしかたはあるけれどもだいたいこの3つがそろってきます。
ですから、親の会やフリースクールに行ってみると、そこと協力関係にある心理相談室がわかる、ということもあります。

インターネット上の出会いの場もあります。
これは今後はさらに増えるでしょう。
もちろん種類、傾向は千差万別ですから、それぞれの価値観と自己判断で選んでいくしかありません。
不登校、ひきこもりの人にとっては、人とつながる貴重な場として期待できるかもしれませんが、逆にインターネット上が第2のひきこもりの場になってしまう可能性もあります。
むしろその可能性があると思って、活用する、活用を見守ることになるでしょう。

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(3)保健所(説明)
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(5)大学の心理研究室(説明)
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(9)あらゆる“社会資源”を生かす(説明)

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