鈴鹿市の特別支援教育
鈴鹿市の特別支援教育
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子どもたち一人一人には、それぞれ個性があります。
誰かにとっては当たり前でも、本人にとっては難しいことも。
市内小・中学校では、子どもたち一人一人に合わせてさまざまな支援を行い、「誰一人取り残さない」教育を実践しています。
誰一人取り残さないことは、SDGsの理念でもあり、文部科学省が目指す令和の学校教育の姿でもあります。
私たちは、さまざまな人と共に暮らしています。
人それぞれに、運動が得意、読書が好き、パソコンが苦手、虫が嫌いなど個性があります。
学校では、このような個性だけでなく、家庭環境の違いや障がいの有無、心身の発達の程度など、それぞれの事情がある子どもたちが共に学んでいます。
そのような子どもたち一人一人の教育的ニーズを把握し、さまざまな課題を乗り越え、子どもたちの可能性を伸ばしていくことが、これからの学校教育の目指す姿となっています。
教育指導課 職員
市では、多様な教育的ニーズに対応できる学びの場として、例えば不登校児童・生徒のための「適応指導教室」や、外国にルーツのある児童・生徒のための「国際教室」などを設置して教育体制を整えています。
■一人一人を大事にする特別支援教育
子ども一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指導や必要な支援をう特別支援教育の推進が求められています。
特別支援教育の視点から教育を進めていくことが、「誰一人取り残さない」教育として、障がいのある子どもだけでなく、学習面や生活面に「困り感」のある子ども、さらには全ての子どもにとって、良い効果をもたらすと考えられています。
◆特別支援教育で、安心できる学校や学級に 稲生小学校校長 溝口忍(みぞぐちしのぶ)さん
稲生小学校の今年度の合言葉は「あんしん」です。この合言葉を4月の始業式で全校児童・教職員に伝えました。
その後も「安心できる学校・学級になっているか」ということを常に問い続けてきました。
一人一人を大事にすることで、安心感が生まれます。
一人一人を大事にする教育は、当たり前だと考えています。
目の前の子どもを見て、その子が何が得意で何が苦手なのか、何に困っているのかを把握して、子どもの特性に応じた支援を考える必要があります。
このような支援は、全ての子どもたちに有効な手立てです。
この当たり前の教育「特別支援教育」を学校全体で推進しています。
◆特別支援学級
特別支援学級では、児童・生徒一人一人の障がいの状態や特性、心身の発達の段階などに応じた授業を行っています。
意欲を引き出し、一人一人が輝ける授業 稲生小学校教諭 畑貴莉乃(はたきりの)さん
あらかじめ授業で取り組む内容や伝えたいことを視覚化して、子どもたちが見通しを持って安心して学べるようにしています。
◆通級指導教室
通級指導教室では、学校生活や学習において特別な教育的ニーズのある児童・生徒に、通常学級とは別に、個別や少人数グループでの教育支援を行っています。
子どもの成功体験を増やす授業 飯野小学校教諭 舩越真美(ふなこしまなみ)さん
集団の中で十分に力を発揮できない子どもたちをサポートしています。子どもたちが“楽しい・できる・ほめられる”ように教材や関わり方を工夫し自信を持つことで、自分らしく、いきいきと学校生活を送れるように考えています。
◆介助員として働いてみませんか
市内小・中学校で活動する介助員。特別支援学級で、子どもたちの学習活動のサポートを行っています。
そのほかにも、子どもたちの学校生活上の介助など、役割は多岐にわたります。
子どもへの支援教育に理解と熱意があれば、特別な資格は不要。介助員として働くことを希望される方は、学校教育課へ
※令和5年度の介助員を募集しています。
教育指導課【電話】382-9028【FAX】383-7878【E-mail】kyoikushido@city.suzuka.lg.jp
学校教育課【電話】382-7618【FAX】382-9054【E-mail】gakkokyoiku@city.suzuka.lg.jp
子ども家庭支援課【電話】382-9140【FAX】382-9142【E-mail】kodomokateishien@city.suzuka.lg.jp
〔広報すずか 2023年2月5日号〕