通信制高校サポート校に入学したKくん
通信制高校サポート校に入学したKくん
4月から通信制サポート校に行くようになったKくんの様子をお母さんが話しています。
kくんは学校での出来事などをお母さんにいろいろと話すようです。
クラスは20人ほどで休み時間になると一緒に話をする友達ができて楽しいといます。
“非行経験”をした生徒もいて、彼も仲間に入ります。高校生らしい友達関係のできる生活があります。
来年から全日制に移りたいという生徒もいます。その生徒のことを周りで心配します。
このサポート校では朝の始業が10時です。
遅刻しないで登校できるのですが全日制に移ればそうはいかないかもしれない。
移ったら1年生からやり直すことになるのではないか。そのあたりは先生もちょっと心配しているようです。
このサポート校は週5日登校が基本です。
通信制高校にはこのように週5日登校の「全日型通信制高校」(学校によっては通学型通信制高校ともいいます)が増えてきています(というか多数になっています)。
始業時間が10時と遅いので学校が楽しいと思えれば通学もできます。
欠席日数が増えても出席日数不足が理由で進級が問題になるケースはなさそうです。
私はこれを“規制緩和した全日制高校”と考えています。
通信制高校の従来のイメージからは想像できないので、Kくんのような実際の話を聞く機会が増えるといいのです。
2学期が始まって生徒も少し増えています。多くは全日制高校から移ってきます。
4月の新年度は中退していた生徒が再入学の学校として選び、不登校のまま中学校を卒業した生徒が入学し、在籍したうえで様子を見ようとすることもあります。
昨日の不登校の親の会、セシオネット親の会のことです。
Kくんから聞くサポート校の様子は「また聞きのまた聞き」です。
事実とは多少違うところがあるかもしれませんが、おおよその状況はわかるでしょう。この学校は中央高等学院です。
なお通信制高校の学校の状況はそれぞれ違います。
通信制高校と通信サポート校の違いもここでは煩わしいので省略しました。
学校・生徒の状況はそれぞれで違いますが、それを織り込んで参考になればいいと思い紹介です。