群馬県特別支援教育課
群馬県特別支援教育課
種類・内容 | |
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所在地 | 〒 群馬県 |
連絡先 | 【電話】027-226-4656 |
夢に向かって新たな一歩を~特別支援学校での学び~
学校と企業をつなぐ就労支援員
就労ニーズ(本人・学校)⇔雇用ニーズ(企業など)
・就業体験・就労先の開拓
・雇用に関する情報提供
・障害のある人や特別支援学校に対する理解促進
・卒業生への定着支援
▽就労支援員による開拓事業者数
人員を増やし、県内全域を網羅
誰もが安心して働くために
ヤマト運輸株式会社 群馬主管支店
人事・総務担当マネージャー 石塚靖尊さん
障がい者雇用推進者 小柴智夏さん
ヤマトグループは「地域社会から信頼される企業」を企業姿勢に掲げており、特に障害のある人の自立支援を積極的に行い、豊かな地域づくりへの貢献を目指しています。
群馬主管支店では、おととしから学校や支援機関と連携し、障害のある人の実習や職場見学会を実施しています。
現在では66人採用し、当主管支店管下の営業所における雇用率は、当社内で全国1位となっています。
真面目で1つの仕事に集中して取り組むことが得意な人が多く、慣れてくると「次は何をしますか」と自主的に尋ねる積極性があるので、新しい業務にもどんどん挑戦してもらっています。
普段の業務で私たちにとって当たり前のことを改めて質問されると、私たちも考え直すきっかけになるので、周囲にとても良い影響があると感じています。
入社することが目的ではなく、長く働き続けられることを一番大切にしているので、作業工程の工夫など職場の環境づくりや、支援機関の定着支援相談なども活用しています。
県内には素晴らしい会社がたくさんあり、地域には働きたいという意志を持つ障害のある人が多くいらっしゃると思います。
引き続き障害のある人も活躍できる職場をつくっていきたいです。
今後はさらなる雇用の促進や定着率向上を目指して、障害の有無に関わらず、誰もが安心して長く働き続けられる企業になれるよう取り組んでいきます。
特別支援学校の作業学習〜鹿革加工製品〜
1.県内の野生鳥獣による農作物被害は、鹿が最も多く、次いで熊、イノシシとなっています。
捕獲した後の活用も進めています。
2.捕獲後、皮を処理し、その後、専門の会社で腐食を防ぐためのなめし加工をお願いしています。
3.その革を使用して、特別支援学校の作業学習で革加工製品を作っています。
4.沼田特別支援学校では、生徒が心を込めて作った革製品を「道の駅尾瀬かたしな農産物直売所かたしな屋」や沼田市役所1階にある「沼田市福祉カフェippo」で販売しています。
・生徒が納品に行き、値札シールを貼って、陳列します。
・10月に県庁で開催した「ぐんまグッジョブフェア」でも販売しました。
問い合わせ先:県庁特別支援教育課
【電話】027-226-4656
〔ぐんま広報 2022年12月〕