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紀の川市障害福祉課

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紀の川市障害福祉課

種類・内容
所在地 〒和歌山県紀の川市
連絡先 【電話】77-2511
【FAX】79-3926

子育て(こそだて)・福祉(ふくし)
■自閉症と発達障害に理解を
2024.4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。
また日本では、4月2日~8日までを「発達障害啓発週間」として、発達障害についての正しい理解の啓発に取り組んでいます。
発達障害とは、自閉スペクトラム症や注意欠如多動症、限局性学習症など、脳機能の発達に関係する障害です。
他人とのコミュニケーションなどが苦手な一方で、優れた能力が発揮されている場合もあり、周りから見てアンバランスな様子が理解されにくい障害です。
発達障害の人たちが個々の能力を伸ばし、社会の中で自立していくためには、子どもの頃からの「気づき」と「適切なサポート」、発達障害に対する私たち一人一人の理解が必要です。
問い合わせ:障害福祉課
【電話】77-2511【FAX】79-3926(本庁2階)
こども課・障害福祉課は本庁2階、教育総務課は本庁4階です
〔広報紀の川 令和6年4月号〕

ひきこもりサポート~焦らずゆっくり、ゆったりと~(2)
▽身近なことがきっかけに
「また体調を崩すんじゃないかと思うと怖くて、新たな一歩がなかなか踏み出せませんでした」と話してくれたのは、宮坂将也さん(37)。
宮坂さんは、大学を卒業後、設計事務所に就職。激務を懸命にこなしていましたが、30歳を超えたころから体に不調を感じるようになりました。
徐々に体調は悪くなり、ついには眠れなくなって倒れてしまったという宮坂さん。
勤めていた会社を退職し、しばらくは貯金を切り崩して生活をしていました。
「働きたい」という気持ちはあるものの「また体調を崩すのでは」という恐怖から、なかなか次の一歩が踏み出せず、5年くらい社会的にひきこもった状態になったといいます。
ひきこもり状態になってからも、ひきこもりから脱却したいという気持ちに体が追い付かず、さらに体調を崩していきました。
そんな時、インターネットで創の存在を知ったことをきっかけに、宮坂さんの生活は大きく変化しました。
自分と同じ悩みを持つ人が相談に訪れる創。
もともとカフェを訪れることが好きだった宮坂さんは、創に併設されている「創(はじめ)カフェ」を調べるうちに、ひきもりで悩んでいる人が働いていることを知りました。
そして、「一度相談してみよう」と思い立ち、電話をかけたことで支援が始まりました。
創には様々な「部活動」があります。活動や内容は自由。
演劇や手芸、写真、釣りなど、自身の興味があることや得意なことに共感してくれる仲間を募り、「部」として立ち上げます。
互いを思いやりながら、好きな時に、好きなメンバーと、好きなことをする。
宮坂さんは「仲間たちと過ごすうちに、集団の中で自分が居ていいんだなと思うことができ、精神的に楽になりました」と話します。
そして少しずつ創カフェで働き始めた宮坂さん。体調に合わせて勤務できるスタイルが肌に合い、徐々に勤務時間を増やしていきました。
「創カフェは居場所の延長線上にあるので、働きやすくて安心感があるんです」と話します。
今は仲間たちと助け合いながら、ゆるやかに働きつつ、社会復帰を目指しています。
「福祉関係に興味があるので、学校に通って資格を取れたら」と話す宮坂さん。
「いつかはここを出て、働きたい」という思いを胸に、少しずつ、新たな一歩を進み始めようとしています。
・釣りが好きな宮坂さんは、釣り部に所属。
▽心に余裕が生まれた
創で相談できるのは、ひきこもりの当事者だけではありません。
3年前、不登校で悩む子どもと共に、親子でカフェに訪れ、相談したという母親は「創に通ううちに、子どもから前向きな言葉が聞けるようになりました」と話します。
月1回程度、創の仲間たちと様々な活動を通して繋がることで、創が子どもにとって、生活の中で大事な場所になってきているように感じるといいます。
活動を通じて互いに刺激を受け、徐々に生活にもリズムが出てきたそう。
母親自身も「子どもが創に行っている間、自分の時間が持てるようになり、少し心に余裕ができました」と話します。
一つのきっかけで、色々な歯車が回りだし、良いサイクルが生まれています。
▽繋がることが大事
ひきこもりの当事者が、創に直接相談を行うことは、ハードルが高いかもしれません。
創では、古民家というあたたかい雰囲気の場所にカフェを併設することで、誰もが気軽に訪れやすい場所づくりを心掛けています。
また、そのカフェで、相談などを行うことも可能です。
「相談に来た人が、徐々に自分自身のことを認め始め、表情が変わったり、生き生きとした姿を見れたときが一番うれしいですね」と笑顔で話すのは、施設長の森橋美穂さん(43)。
創の職員は、ひきこもりの当事者と共に行動し、時を一緒に過ごすことで生まれる何気ない会話から、当事者たちの本当のニーズをつかみます。
そうすることで、時間はかかりますが、その人に合った必要な支援が行えるよう関係機関とも調整をする「ひきこもり相談の総合窓口」として機能しています。
森橋さんは「電話やメールでも相談できますが、できれば会ってお話ができたらいいですね。
こちらからの訪問も行っていますよ」と話します。
ひきこもり状態から脱するまでの期間は人それぞれ。
創の職員は、買い物や病院への通院、免許証の更新など、当事者の実情に応じて様々なサポートを行っています。
また、創では、一般就労した相談者ともゆるやかに繋がっています。たまに疲れたら、「居場所」に帰ってきて、ゆるやかな時間の中で、充電して力を蓄える。
森橋さんは「この場所が、相談者にとって心の拠り所になれば」と話します。
今もひきこもりで苦しんでいる人が多くいる一方で、相談や居場所を利用することによって、孤独だったひきこもり状態から脱し、同じ経験を持つ仲間の中で語り合い、それぞれの価値観を広げたり、一般就労するようになった人も多くいます。
ひきこもりの状態となることは、誰にでも起こり得る社会的な問題です。
しかし、個人だけで課題を解決することは、非常に困難かもしれません。
そのまま悩み続けたりせずに、一度相談してみませんか。
●ひきこもり相談窓口
・障害福祉課(市役所本庁2階)
【電話】77-2511
【FAX】79-3926
〔広報紀の川 令和2年2月号〕

ひきこもり相談窓口を開設
「ひきこもり」は様々な要因で社会的な参加ができなくなり、自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態です。
精神的な病気や障害があり、適応に困難を感じている場合だけでなく、「社会的ひきこもり」といわれる必ずしも精神疾患に起因しない場合も多くみられます。
ひとつの疾患や障害の概念ではないため、まずは相談を通じ、ひきこもりの背景を整理してみませんか。
◉ひきこもり相談窓口
日時:毎週火曜日~土曜日 午前10時~午後4時
場所:麦の郷 ハートフルハウス創(紀の川市粉河853番地3)
対象:ひきこもりに悩む本人やその家族、関係者
◉ひきこもり巡回相談
日時:毎月第2水曜日 午前10時~午後1時
場所:貴志川支所2階 相談室
※事前予約が必要です。
申し込み・問い合わせ:麦の郷 ハートフルハウス創
【電話】60-8233
〔広報紀の川 2019年8月号〕

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