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発達障害のグレーゾーン

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発達障害のグレーゾーン

種類・内容
所在地 〒 静岡県焼津市
連絡先

発達障害の弟のため世界に理解を広げたい
鈴木陽菜さん「ミス・ティーン」日本代表に選出 7月に世界大会へ
profile 鈴木陽菜
2005年焼津市生まれ。焼津高校2年生。
軽度発達障害の弟と向き合う中で、周囲の障害に対する理解が少ない現状を痛感。
「障害に対する理解を求める活動をしたい」との思いから「ミス・ティーンインターナショナル2022日本大会」に出場を決意。
パン・パシフィック代表に選ばれ、7月の世界大会(米国)に進出する。
Instagram(インスタグラム):【インスタグラム】@suzuhina_8
Twitter(ツイッター):【ツイッター】SUZUHINA4
焼津高校2年生の鈴木陽菜(すずきひな)さん(16歳)が「ミス・ティーンインターナショナル2022日本大会」(一般社団法人国際女性支援協会主催)でパン・パシフィック代表に選ばれ、7月に米国で開催される世界大会に進出します。
世界大会を前に鈴木陽菜さんにインタビューしました
日本大会に挑戦したのは、発達障害のグレーゾーン(軽度発達障害)に苦しむ弟や、弟にいつも寄り添う母のためでした。
グレーゾーンの人は、外見は健常者と変わらないように見えるので、地域や社会で特別な配慮をしてもらいにくく、周囲との摩擦の理由が「本人の性格や家庭の育て方の問題」とされやすいため、家庭から離れると理解者が少ないのが現状です。
「発達障害のグレーゾーンについて理解を求める活動がしたい」と考えている中、社会貢献をコンセプトとするミスコンに出会いました。
そこで、自分の主張を世界に発信したいと思い、出場を決意しました。
世界大会が決まった時、「今まで賞状などもらったことがない私でも、自分の得意分野で努力すれば報われるんだ」と感じ、うれし涙を流しました。
弟をはじめ家族も喜んでくれました。
弟の症状を少しでも理解するため、高校入学後からは障害者福祉事業所でボランティア活動をしています。
活動を通じて、発達障害について学んだり、さまざまなサポート方法について経験させていただいたりしています。
発達障害の子どもたちと接する中で、公にされていない発達障害のグレーゾーンの方がたくさんいて困っていることを知りました。
そして、「一人一人に得意や不得意があるのは当たり前。それぞれの個性を尊重するべき」と考えるようになりました。
7月の世界大会では、世界に向けて発達障害への理解を広げるメッセージを発信したいです。
世界大会の後は、将来はグレーゾーンの子どもたちを支援する仕事をしたいと考えているので、その勉強をしていきたいです。
〔広報やいづ 2022年6月1日号〕

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