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田川市経営企画課

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田川市経営企画課

種類・内容
所在地 〒 福岡県田川市
運営者・代表
TEL・FAX

移住・定住特集『田川って面白いじゃん。』
■田川市+LIFULL 企業と協力して
本市と「空き家等の利活用を通じた地域活性化協定」を結んでいる株式会社LIFULLが、今回の「お試しテレワーク体験ツアー」に全面協力。
不動産・住宅情報サイト運営や人材育成などの企業ネットワーク・ノウハウをいかして参加者募集や企画運営を担っています。
企画にあたっては、テレワークや移住への関心度で対象を分類し、ターゲットを絞っています。
■もっと知ってほしい田川のちょうどよさ
「田川市移住・定住ポータルサイト」開設
○発信力を高める好機
本市は公共交通が比較的維持されており、高速道路、空港、新幹線へのアクセスも悪くはなく、日用品のほとんどは市内で購入可能。
医療機関も充実しているなど、住むには「ちょうどいい」要素を備えています。
コロナ禍で地方移住やテレワークに関心が高まっている現在を好機と捉え、本市独自の移住・定住ポータルサイトで暮らしや仕事、移住支援制度などさまざまな魅力を広く発信し、移住者の呼び込みを図ります。
○タブレットやスマホなどでも使いやすく
パソコンだけではなくタブレットやスマホなどモバイル特有の操作性や画面幅に合わせてレイアウトが変わるため、高い操作性を備えています。
○360度パノラマビューでVR体験
観光地や公共施設の内部などを360度パノラマ写真で紹介。
VRの機能によりヴァーチャル見学ができるなど、よりリアルに田川を体感できます。
○移住者のインタビュー記事を掲載移住を考ている人へ向けた参考情報として「移住のきっかけ」「子育て環境」「田川のいいところ」などさまざまな視点で移住者の声を掲載しています。
■何かを始めるための拠点がある強みをいかして
○いいかねPalette コンセプトは「なんでもできる世界をつくる」こと
1876年(明治9年)から続く140年の歴史に幕を下ろした猪位金小学校が、平成29年度に「いいかねPalette」として生まれ変わりました。
校舎、体育館、校庭に裏山。
もともとある小学校のカラーはそのままに、レコーディングスタジオやミュージックラボ、会議やワークショップ・起業・仕事に活用できる自由教室、宿泊できるドミトリー、誰でも利用可能なシェアライブラリーなど、多彩な機能を備えています。
遊ぶ[play]、学ぶ[study]、つくる[create]、泊まる[stay]、はたらく[work]、はじめる[startup]。
利用者の目的に合わせて、どんな使い方でも可能性は無限大です。
○たがわ情報センター
市の公共施設である「たがわ情報センター」にテレワークができる環境を整えるため、今後は1階にある情報プラザの一部改修を進める予定です。
○おしごとテラスkatete
後藤寺商店街内にあるテレワークセンター。
短時間で働きたい人、時間に縛られずに働きたい人を対象にスキルと仕事をマッチングしています。

■INTERVIEW
「これがやりたい!」という熱意を持った人をどんどん受け入れて応援できるまちにしたい。
経営企画課 原口幸(はらぐちゆき)主任
市職員として移住・定住政策やポータルサイトの立ち上げに携わりながら、個人として起業を支援する「スタートアップウィークエンド(以下SWと略記)」にも取り組んでいます。
SWとは、週末の3日間を活用してアイデアを形にする「スタートアップ体験イベント」のことです。
さまざまなスキルやアイデアを持った起業志望の人たちがチームになってビジネスモデルを立案。課題解決方法・ニーズや顧客・資金・採算などを議論して練り上げ、専門家のジャッジを受ける本格的な内容です。
本市では11月26日~28日に、いいかねPaletteで初開催。
市内外から22人の若者が参加し、本格的に事業展開できるレベルのビジネスモデルが生まれるなど、大きな手ごたえを感じています。
田川には、素晴らしいアイデアを持った人がたくさんいます。
しかし「やりたいけれど、一歩が踏み出せない」「資金やノウハウが足りない」「仲間がいない」など、さまざまな理由で悩んでいる人も少なくありません。
だからこそ、市内外を問わず人と人が出会って繋つながることで、アイデアが具現化され、田川でさまざまなことが実現できるようになるのではないかと考えます。
かつて「二本煙突を目指して行けば飯が食える」と、炭都田川に人が集まってきた時代がありました。
同じように「田川なら、望むものがある。やりたいことができる」という希望を持って、働きたい人・住みたい人・挑戦したい人が集まるようなまちをつくるため、移住・定住政策を進めます。
田川って、面白いじゃん。
住むにも働くにも ちょうどいいし。
やっぱり田川で暮らしたい。
今回の「お試しテレワークツアー」の参加者が残した印象深い言葉を紹介します。
「まちとしての統一感の無さ、ごった煮感。人や店のキャラの濃さ・個性。こうしたカオス(混沌)こそが、魅力・面白さだと思う」
「田川は、炭坑の時代に外から人が寄り集まってできたまち。だからヨソモノでもウェルカム。
『人が集まる』ことが田川のアイデンティティだと思う。
今回私たち部外者が田川に集まったように、再び人が集まり、あの頃のように栄えることができるのではないか」
ヨソモノ目線で田川を見たとき、新たに花開いたさまざまな魅力だけではなく、過去の盛衰の歴史があって培われてきたヒト・モノ・コト、マチの風土そのものが潜在的な魅力・可能性になっていることを、彼らは教えてくれました。
今住んでいる人も、これから移住したい人も、田川に戻って来る人も「やっぱり田川で暮らしたい」と思えるまちにするためには、さまざまな角度で魅力や可能性、面白さを見出し、市民のみなさんと協力して発信していくことが必要不可欠です。
今後も移住・定住促進の取り組みに、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
〔広報たがわ 令和4年1月1日号〕

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