映画「幸福は日々の中に。」
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
映画「幸福は日々の中に。」
普通って何? 優しさって? 障害者施設を追ったドキュメンタリー映画「幸福は日々の中に。」27日から上映
ドキュメンタリー作品「幸福は日々の中に。」の一場面
自由な表現活動に取り組んできた鹿児島の知的障害者施設「しょうぶ学園」の活動を追ったドキュメンタリー作品「幸福は日々の中に。」が27日から大阪市淀川区の大阪第七藝術劇場で上映される。
同学園では、入所者らが楽器を弾いたり、たたいたり、叫ぶ音楽隊の活動や、シャツなどの布に思いのまま針と糸を走らせるアートプロジェクト、魅力あふれる多様なクラフトワークなどを通して、自由な表現活動に取り組んできた。
あるがままの自分でいることが認められている風景は、社会のルールに縛られ、苦しさのあまり叫びたくても叫べない健常者には自らを映し出す鏡になるという。
「普通って何?」「優しさって何?」と問いかけてくる作品だ。
ドイツ人映像作家のヴェルナー・ペンツェルさんと、映像作家で写真家でもある茂木綾子さんによる共同監督作品。
上映は6月9日まで(1日1回。2日までは午後0時35分から、3日以降は午後6時半から)。
一般1800円。問い合わせはサイレントヴォイス((電)03-3584-0286)
〔産経WEST 2017.5.24〕