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天龍村山村留学制度検討委員会

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天龍村山村留学制度検討委員会

所在地 長野県天龍村
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天龍村教育講座を開催しました
村では、少子高齢化による児童生徒数の減少に歯止めをかけ、定住人口を確保するための一つの手段として、平成29年度に「天龍村山村留学制度検討委員会」にて模索され、平成30年3月26日に村長に対し答申書が提出されました。
「天龍村教育講座」は、答申にありました、魅力ある学校または魅力ある教育づくりを追究するため、天龍村総合教育会議が主催となって開催しました。
講座は3回に分け、各分野で活躍されている大学教授等をお招きし、それぞれの経験や知見による講演をいただきました。
第1回目は、2月7日(木)に、NPO法人なみあい育遊会浪合通年合宿センター所長の吉田哲也先生より「阿智村浪合における山村留学」と題し、山村留学生を全寮制で受け入れている子ども達の様子や活動内容、地域や保護者との関わり方などについて、実体験を交えた講演をいただきました。
第2回目は2月24日(日)に、法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川孝一郎先生より「小さくてもキラリと光る学校と教育―小規模校の魅力を考える―」と題し、現在の学校教育に重要なことは、学校教育が直面する課題に応えることのできる教育をつくりあげていくこと、小規模校が絶対的に不利な条件ではないこと、小規模校の良さを活かした教育の実現に向けて工夫していくことが必要とのことで、小規模校の魅力について講演をいただきました。
第3回目は3月3日(日)に、信州大学学術研究院教育学系教授の伏木久始先生より「小規模校における教育のあり方を考える」と題し、信濃町における小中一貫教育への取り組み、小規模校の否定的な慣習や思い込みからの脱却、地域と子ども達とのつながりなど、小規模校だから実践できることについて講演をいただきました。
各講座とも講師の都合により、開催日や時間は異なりましたが、各講座とも大勢の皆さんに参加をいただき、熱心にご聴講いただきました。
今後も、参加された皆さんからのアンケートによる意見などを基に講座を開催し、村民の皆さんと一緒になって、天龍村にふさわしい魅力ある教育を確立するとともに、少子高齢化時代における先駆的な教育として村外に発信し、山村留学を含め、教育の面から一人でも多くの村民を増やしていきたいと考えていますので、村民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
〔広報天龍 2019年4月号〕

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