大地の学校ロータス
フリースクール 大地の学校ロータス
種類・内容 | |
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所在地 | 〒 愛知県岡崎市 |
運営者・代表 | |
TEL・FAX |
あなたのままのあなたでいい 今井真央さん
フリースクール「大地の学校ロータス」代表
令和元年度の小中学校における不登校児童生徒数は全国で18万人を超え、7年連続で増加※していることをご存知でしょうか。
現在、学校に行けない子どもたちの居場所として、学校の代わりに通うフリースクールが注目されています。
竜泉寺町にあるフリースクール「大地の学校ロータス」で、子どもたちに囲まれて笑顔を見せるのは、代表の今井さんです。
今井さんがロータスを立ち上げたきっかけは、過去の経験からでした。
高校時代にアメリカンフットボール部に所属し、その時の実績が評価されたことから都内の強豪大学に進学しましたが、上級生からのいじめが原因で部活にも学校にも行けなくなり、家に引きこもるように。
周りからアメフトを辞めることを反対される中、今井さんを救ったのは高校時代の恩師の「辞めてもお前はお前のままだから大丈夫だよ」という一言でした。
今度は自分が子どもたちに声をかけたいと思い活動を始めたといいます。
今井さんが意識していることは、大人のエゴを押し付けないこと。
大人の都合や正論ではなく、子どもたちがやりたいことを叶えてあげたいという思いから、ロータスではその日のスケジュールを子どもたちと話し合って決めます。
勉強したり、近くの畑で農家のかたに教わりながら畑作業をしたり、自炊をしたりと活動は様々。
「自分にしかできないこと、やりたいことを見つけて突き進んでほしい。そのままでいい、あなたのままのあなたでいい。そう子どもたちに伝えたい」と温かいまなざしで子どもたちを見つめます。
「子どもたちが元気に通ってくれること、成長を身近に感じられることが幸せです」と今井さん。
目標は日本の教育を変えること。
自分で学びたい場所を選べるように、選択肢の一つとしてフリースクールがあり、ロータスがある。
一人ひとりが本来持っている個性をいかすことができる社会を目指し、これからも活動を続けます。
※令和元年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要(文部科学省)から
〔市政だより おかざき 2021年7月号〕