余市町の不登校対応
余市町の不登校対応
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒北海道余市町 |
連絡先 |
令和6年度 教育行政執行方針(要旨)
学校教育では、子どもたちが社会で生きる知識や技能をしっかりと身に付けるとともに、個性や能力を伸ばし、社会や世界に向き合うことができるよう教育課程に基づいた組織的・継続的な教育活動を推進します。
また、学校・家庭・地域が連携・協働し、さまざまな課題の解決にあたり、子どもたちを社会全体で支え、確かな成長をもたらす教育環境づくりを進めます。
社会教育では、「第7次社会教育中期計画」に基づいた、施設の維持管理及び計画的な運営に努め、時代に即した情報提供による学習環境の整備を図るとともに、多様化、高度化するニーズに対応するとともに、健康で心豊かな生きがいのある人生を送るための町民相互のつながりを重視した学習機会の提供に努めます。
以下、余市町教育委員会として、7つの重点目標を掲げ、教育行政の充実と発展に取り組みます。
【1】生きる力、学ぶ意欲を育む学習指導の充実
社会が大きく変化する中で、子どもたちが自立し、たくましく生きていくためには、基礎的・基本的な知識や技能を習得し、それらを活用して課題を解決する力を育むことが重要です。
・児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、授業改善や学力向上の取組を推進
・学校と家庭の連携による望ましい生活習慣と学習習慣の定着に向けた取組を推進
・学習支援員等を配置し、特別な支援を必要とする児童生徒へのきめ細かな指導や支援
・これまでの学習指導とICT機器の活用により、児童生徒の思考力・判断力・表現力の育成
・外国語指導助手を配置し、生きた英語によるコミュニケーション能力と国際理解教育の向上
・障がいのある児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた適切な指導と支援
・学校運営協議会や学校評価制度の活用と、学校だよりなどによる保護者や地域住民への情報提供
・地域に根ざした教育活動の充実と小中学校の連携強化
・学校における働き方改革の推進により、教職員が児童生徒一人ひとりに向き合う時間の確保
【2】思いやりと自ら律する心を大切にする生徒指導の充実
本町の未来を担う子どもたちにとって、心身ともに健やかで豊かな生活を送り、望ましい生活習慣や社会性を身に付けることが必要です。
また、主体的・対話的で深い学びを通じて、ともに支え合う思いやりの心や、倫理観と規範意識をもち、自分の生き方を考える力を育成することが重要です。
・児童生徒が自信や誇りをもち、自ら考え、行動する力の育成
・スクールカウンセラーの配置による相談支援体制の充実
・適応指導教室による不登校児童生徒の学校復帰への支援
・余市町子どものいじめ防止条例に基づく取組の推進
・保護者との連携を強化し、いじめの早期発見・早期解決の取組
・体罰に関する正しい認識と未然防止、組織的対応の徹底
【3】生命を尊ぶ心を大切にする健康・安全教育と教育環境の整備充実
子どもたちが心身ともに健やかに成長し、生命の尊さを自覚しながら、思いやりの心を培い、健康で安全な生活を送るための資質を育むことが重要です。
・非行防止や犯罪被害未然防止の指導の充実と学校・家庭・地域の連携強化
・安全マップを活用した交通安全指導の徹底や関係機関との連携による児童生徒の安全確保
・教育環境の充実のため、学校施設の適切な維持管理と再編整備に向けた取組
・児童生徒の健康診断の実施やフッ化物洗口の実施による児童の歯の健康づくり
・学校給食費無償化事業の実施、給食調理室の衛生管理の徹底による安全安心な給食の提供と地場産品の活用
・電子図書館の活用や余市町図書館との連携による学校図書の充実と、教材教具の計画的な整備
・経済的支援による均等な教育機会の確保
〔広報よいち 令和6年4月号〕