伊那市文化交流課
伊那市文化交流課
種類・内容 | |
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所在地 | 〒 長野県伊那市 |
運営者・代表 | |
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人権尊重の明るい伊那市を目指して
■2021/12月4日(土)〜10日(金)は人権週間です
国連は、昭和23年12月10日に世界の自由、正義、平和の基礎である基本的人権を確保するために、世界人権宣言を採択し、人権デーと定めました。
日本は、この人権デーの12月10日を最終日とする一週間を「人権週間」と定めています。
この機会に、さまざまな人権問題について、「誰か」のことではなく自分のこととして捉え、考えてみましょう。
・市では人権週間に合わせて、12月6日(月)〜10日(金)に人権啓発パネル展を市役所市民ホールで行います。
■『誰か』のことじゃない。
○子どもの人権を守ろう
いじめや体罰を理由とする児童・生徒の自殺、児童ポルノをインターネットで販売するなどの痛ましい事件が後を絶ちません。
子どもも一人の人間として最大限に尊重されるよう、この問題について関心と理解を深めていくことが重要です。
○インターネットと人権
情報の収集や発信、コミュニケーションの手段として私たちの生活を飛躍的に便利なものにする一方で、
掲示板やSNSでの誹謗中傷や差別的な書き込み、個人情報の無断掲示やいじめなど、人権侵害につながる事案が急増しています。
インターネットを利用する時のルールやマナーに関する正しい理解を深めることが必要です。
○性の多様性を認め合う社会へ
性的指向や性自認に関する偏見から、心ない好奇の目に晒されたり、職場などで不適切な扱いを受け、場合によっては職場を追われるということが起きています。
LGBTQなどについて関心と理解を深め、偏見や差別を解消していくことが必要です。
○外国人の人権を尊重しよう
外国人であることを理由とする就職上の不当な扱い、アパートやマンションへの入居拒否などの人権問題が発生しています。
多様な主体が連携し、支え合う共生社会を実現するため、文化等の多様性を認め、言語、宗教、生活習慣等の違いを正しく理解し、尊重することが重要です。
○感染症に関連する偏見や差別をなくそう
新型コロナウイルス感染症、エイズ、肝炎などに関する知識・理解不足から、日常生活や学校、職場、医療現場など社会生活のさまざまな場面で差別やプライバシー侵害などの人権問題が発生しています。
感染症の正しい知識を持ち、正しい情報の選択と冷静な判断が重要であるとの理解を深めることが必要です。
市では「シトラスリボンプロジェクト」に賛同し、コロナ禍における差別や偏見を防ぐための取り組みを進めています。
■相談は人権擁護委員がお受けします
法務大臣から委嘱された人権擁護委員が地域の皆さんの人権を守るため、相談や啓発などの活動を行っています。
秘密は堅く守られ、匿名での相談も受け付けます。
人権週間に合わせて、次の日程で特設相談所を開設します。
直接会場へお越しください(相談無料、予約不要)。
日時・会場:
・2021/12月6日(月) 伊那市生涯学習センター
・12月7日(火) 高遠町総合福祉センターやますそ
・12月9日(木) 伊那公民館
※時間はいずれも午前10時〜午後3時
※常設相談所は市報14ページ参照
お問い合わせ先:伊那人権擁護委員協議会
【電話】78-3462
問合せ:文化交流課 人権男女多文化共生係
〔市報いな 令和3年12月号〕