下野市障がい児者相談支援センター
下野市障がい児者相談支援センター
種類・内容 | |
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所在地 | 〒 栃木県下野市 |
連絡先 | 【電話】37-9970 |
ひきこもりとは
病名や診断名、または人そのものではなく、状態を表す言葉です。
さまざまな理由により、社会的参加(就学や就労、家庭以外での交遊)を避け、原則として6か月以上にわたって家庭にとどまり続けている状態のことをいいます。
■内閣府の調査
これまで内閣府では、平成27年度に満15歳から満39歳までを対象に、「若者の生活に関する調査」を実施しています。
この調査によると、ひきこもり状態にある方は、推計54.1万人いるとされています。
ひきこもりの期間は、7年以上が3割強を占めていました。
ひきこもりのきっかけとしては、多い順番に〈(1)不登校〉〈(2)職場になじめなかった〉〈(3)就職活動がうまくいかなかった〉となっています。
また、平成30年度に満40歳から満64歳までを対象に実施した「生活状況に関する調査」では、ひきこもり状態にある方が推計61.3万人いるとされています。
ひきこもりの期間は、7年以上が5割近くを占めています。
ひきこもりのきっかけは、多い順に〈(1)退職したこと〉〈(2)人間関係がうまくいかなかった〉〈(3)病気〉となっています。
さらに、ひきこもり状態になった年齢は、全年齢層に大きなかたよりなく分布していることもわかりました。
■ひきこもりが長期化すると
「8050(ハチマルゴーマル)問題」という言葉をご存知でしょうか。
80歳代の親が50歳代の子どもの生活を、経済面も含めて支援している状態をいいます。
親が高齢になるほど医療や介護などでの支出が多くなるため、子どもの生活費を支えていくことが大変になってきます。
■まずは相談から始めてみませんか
ひきこもりの背景や要因はさまざまで、複雑な場合が多いのが現状です。
ご家族だけで問題を抱え込んでしまうと、ご家族の負担は大きくなります。
誰かに話をすることで気持ちが楽になったり、一緒に考えることで問題の整理につながったりするかもしれません。
気軽に下記の相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。
問い合わせ:市障がい児者相談支援センター
【電話】37-9970
〔広報しもつけ 令和4年8月号〕
ひきこもりとは
病名や診断名、または人そのものではなく、状態を表す言葉です。
さまざまな理由により、社会的参加(就学や就労、家庭以外での交遊)を避け、原則として6か月以上にわたって家庭にとどまり続けている状態のことをいいます。
■内閣府の調査
これまで内閣府では、平成27年度に満15歳から満39歳までを対象に、「若者の生活に関する調査」を実施しています。
この調査によると、ひきこもり状態にある方は、推計54.1万人いるとされています。
ひきこもりの期間は、7年以上が3割強を占めていました。
ひきこもりのきっかけとしては、多い順番に〈(1)不登校〉〈(2)職場になじめなかった〉〈(3)就職活動がうまくいかなかった〉となっています。
また、平成30年度に満40歳から満64歳までを対象に実施した「生活状況に関する調査」では、ひきこもり状態にある方が推計61.3万人いるとされています。
ひきこもりの期間は、7年以上が5割近くを占めています。
ひきこもりのきっかけは、多い順に〈(1)退職したこと〉〈(2)人間関係がうまくいかなかった〉〈(3)病気〉となっています。
さらに、ひきこもり状態になった年齢は、全年齢層に大きなかたよりなく分布していることもわかりました。
■ひきこもりが長期化すると
「8050(ハチマルゴーマル)問題」という言葉をご存知でしょうか。
80歳代の親が50歳代の子どもの生活を、経済面も含めて支援している状態をいいます。
親が高齢になるほど医療や介護などでの支出が多くなるため、子どもの生活費を支えていくことが大変になってきます。
■まずは相談から始めてみませんか
ひきこもりの背景や要因はさまざまで、複雑な場合が多いのが現状です。
ご家族だけで問題を抱え込んでしまうと、ご家族の負担は大きくなります。
誰かに話をすることで気持ちが楽になったり、一緒に考えることで問題の整理につながったりするかもしれません。
気軽に下記の相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。
問い合わせ:市障がい児者相談支援センター
【電話】37-9970
〔広報しもつけ 令和4年8月号〕
発達障がいについて 相談窓口
ご本人やご家族、関係機関の方の相談先として、下記の窓口がありますのでご活用ください。
ふぉーゆうホームページ【URL】https://www.pref.tochigi.lg.jp/e65/for-you2018ver.html
問い合わせ:市障がい児者相談支援センター
【電話】37-9970
〔広報しもつけ 令和4年2月号〕
「発達障がい」ということばをお聞きになったり目にしたりしたことはあるでしょうか。
文部科学省が2012年に小中学校を対象に行った調査では、児童生徒のうち6.5%が、発達障がいの可能性があると指摘されました。
認知度が向上し、大人になってから発達障がいの診断を受ける方も増えています。
発達障がいは、その特性から周囲に誤解され、遠ざけられてしまうことがあります。
一方で、特性を活かして活躍している方もいます。
まずは知ることから始めてみませんか?
なお、以下の症状も発達障がいに含まれます。
▼チック症
突然目をパチパチする、顔をしかめるなど、本人の意思とは関係なく運動や発声をする。
▼吃音(きつおん)
「どもり」とも言われる話し方の障がい。話し始めに言葉がつまる、同じ音を繰り返すなど。
配慮のポイント
得意なことも苦手なことも、1人ひとり異なります。それぞれの特徴に応じた配慮が必要です。
例としていくつかご紹介します。
▼説明は明確に
あいまいな伝え方はせず、「いつ・どこで・何をする」と、短くはっきり伝える。
▼絵や図を使う
視覚的な情報を入れ、見て分かるようにする。
▼安心できる環境づくり
音や光、人混みなどの刺激に弱い場合があるので、予告したり、静かな場所を用意したりする。
▼温かく見守る
騒いだり、パニックを起こしたりしている場合、厳しく叱るより、少し時間をおくことで落ち着くことがある。
発達障がいだったのでは? とされる歴史上の人物
・エジソン(発明家)
・アインシュタイン(物理学者)
・モーツァルト(音楽家)
1つのことにこだわり続けたことで、新たな発明や発見をしたり、注意力が散漫なことが、逆にユニークな発想をもたらしたりする場合もあります。
現代でも、発達障がいを公表し、活躍している著名人がたくさんいらっしゃいます。
相談窓口
ご本人やご家族、関係機関の方の相談先として、下記の窓口がありますのでご活用ください。
機関名 市しょうがい児者相談支援センター 相談対応日時 月~金(祝日年末年始を除く)午前8:30~午後5:15
住所 下野市笹原26 電話番号(03)9970
機関名 県発達障害者支援センターふぉーゆう 相談対応日時 月~金(祝日年末年始を除く)午前8:30~午後5:15
住所 宇都宮市駒生町3337-1 電話番号028(623)6111
ふぉーゆうホームページ【URL】https://www.pref.tochigi.lg.jp/e65/for-you2018ver.html
問い合わせ:市障がい児者相談支援センター
【電話】37-9970
〔広報しもつけ 令和4年2月号〕
ひきこもりについて
皆さんは《ひきこもり》について、どのようなイメージがありますか?
「自分にはあまり関係がない」、「障がいや病気がある人」などと感じてはいませんか?
ひきこもりそのものは、病気ではありません。
成績の低下や仕事での失敗、失恋やいじめなどの経験がきっかけで、誰にでも起こる可能性があります。
今回は、ひきこもりについてお伝えします。
〇ひきこもりとは?
ひきこもりとは、学校や仕事などに行かず、家族以外の人との交流をほとんどもたずに、家庭に6か月以上ひきこもっている状態のことをいいます。
まったく部屋から出ない、というイメージがあるかもしれませんが、買い物などの用事があれば、時々外出する方もいます。
ただし他者との交流はもたないか、最小限にとどめます。
〇ひきこもりを理解するために
~いま身近にある“葛藤”~
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、私たちは自粛生活を余儀なくされました。
自由に外出できず、ずっと家にいることでストレスを感じた方も多いと思います。
一方で、外出しないことでウイルスから身を守ることができ、安心感を得られた方もいるのではないでしょうか。
「外に出たい」、「でも出られない」、「家にいるほうが安心」、「でもストレスがたまる」という葛藤を、少なからず感じませんでしたか?
ひきこもっている方の中にも、「外に出たい」と思っている方はいます。
しかし、ひきこもりが長期化すればするほど、社会復帰へのハードルは高くなり、「出られない」状態に陥ります。
社会と距離をとれる「家にいるほうが安心」、でも、自分が社会に参加していないことに不安や焦りを感じ「ストレスがたまる」。
外に出られない理由は異なりますが、葛藤自体は似ているところがあると思いませんか?
もちろん、ひきこもる理由は人により様々です。
言い換えれば、必ず理由があります。
ひきこもる理由、抱えている葛藤、これからの生活への希望などを、丁寧にひも解いていくことが、ひきこもりの理解につながります。
〇相談窓口
ひきこもりの支援をしていくうえで大切なことは、ご本人や家族だけで悩みを抱えこまないことです。
近所の目が気になるなどの理由から家庭内で解決しようとした結果、さらに長期化して解決が難しくなってしまうこともあります。
ぜひ相談窓口をご活用ください。
※この他、ひきこもり相談会を開催します。
開催日は広報紙でお知らせします(本紙またはPDF版32ページ参照)。
問合せ:障がい児者相談支援センター
【電話】37-9970
〔広報しもつけ 令和2年8月号〕