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アンビシャスタウン

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アンビシャスタウン

千葉県外房の東金市、大網白里町、長生村、一宮町、岬町の海沿い一帯の暖流で穏やかな気候に恵まれた地域に、大きな希望と志を持った不登校生・ニート、田舎暮らしを求めるスキルを持った高齢の人たち、そして増えるシングルマザーの若い力を結集し一大家族を形成する。
このような目標の下でいくつかの計画をしています。
①就農人口の減に挑戦、仕事づくり、②人それぞれの志を生かす、③子どもがにぎわう町づくり、④生涯「勉強人」に、⑤生涯「労人」を目指して、⑥都合に合わせた田舎暮らし、⑦不登校中学生の生活、⑧不登校高校生の生活、で構成されます。
そのうち⑦⑧はこうなります。
⑦不登校中学生の生活=不登校生の子どもは昼夜逆転の生活、精神的なプレッシャーにより朝は腹痛を感じて、朝起きができない。
まず一般の生活スケジュールに基づき、規則正しい生活の中で学習、作業、家庭内の手伝いで本来の生活を身に付けることが大切。
そのとき先輩や小さな子どもたち、スキルのあるあるおじいちゃんやおばあちゃんとの交流により自分を取り戻す。
十分な愛情を得られない家庭環境から多くの周りの人たちの愛情に満ちた生活の中で、将来を見据えた志を持てるようになる。
⑧不登校高校生の生活=原則として、通信制高校に在籍し、高校卒業資格の取得を目指します。
高校生の不登校は、友人関係、ゲームなどによる昼夜逆転、家庭崩壊による愛情不足などが要因になって全日制に通えない。
兄弟姉妹もいない人が多くちょっとしたことでトラブルや先生などの指導に抵抗を感じることも多い。
一般には「甘え」ととらえられる。
子どもたちは高校資格を承知している。
このレポート学習を中心としながら生活の中に作業を取り入れ、先輩やおじいちゃん、おばあちゃんなど周りとかかわり、どれだけ一人にスポットを当てた愛情を注ぐことが大切。
作業をしつつ子どもたちも家族の一員である実感を持たせ、充実感や周りの人への思いやりを身に付ける。
通信制卒業生の約半分は就職や大学、専門学校に進学し、半数はこのタウンの生活で自立支援を続ける必要がある。
〔古井敏昭、2016年8月連絡〕

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