お答え:勉強中心でなく意欲を高めてくれる所がいいー赤沼侃史
勉強中心でなく意欲を高めてくれる所がいい
〔質問022〕真面目なタイプの勉強苦手の生徒
とても真面目なタイプです。
中学校に入学したら、勉強を急にしなくなり、成績も急に悪くなりました。
中学校の勉強は難しくなるので仕方がないと思い、うるさく言いませんでした。
まじめなタイプで勉強が苦手になった生徒をうまく指導してくれるところを探しています。
〔お答え022〕勉強中心でなく意欲を高めてくれる所がいい
小学校の段階では、よい子を演じ続けられていたのです。
中学校になって、よい子を演じる限界が来たのです。
勉強の難しさが原因ではなくて、勉強への意欲をなくしたのです。
いまこの子どもに勉学を要求すると、勉強に拒否反応を生じるようになります。
不登校になります。
勉強への意欲を高める、すなわちエネルギーを蓄えるのが優先されます。
そのためには勉強の必要性を感じるまで、勉強を忘れて、楽しく過ごす必要があります。
どのようにして中学時代を楽しく過ごせばよいのか、それは子ども一人ひとりで異なります。
子どもの自然発生的な楽しみを認め続けていくと、いったん成績は落ちますが、それでもその子どもなりに勉強について行きい、受験期になると勉強に打ち込めるようになります。
子どもの成績でなくて、意欲を、エネルギーを高めてくれるような対応をしてくれるところを探されたらよいです。
多くの塾などでは、成績が優先されて、勉強が優先されて、子どもはエネルギーを高められません。
子どもが遊びに行くぐらいのところがよいです。
回答者と所属団体
赤沼侃史・子どもの心研究所(登校拒否研究室)
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お答え:勉強中心でなく意欲を高めてくれる所がいいー赤沼侃史
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