Job:職布工
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織布工
〔2003年原本〕
機械で糸を交錯させ、布を織る作業者です。
糸は経糸と緯糸があります。
これをいくつかの工程を経て布にします。
主な工程は、①緯糸準備のための巻返、②管巻の工程、③経糸準備のための巻返、④整経、⑤糊付け、⑥経通の工程、⑦製織、⑧仕立工程の8つになります。
いずれも機械作業であり、機械を操作しながら、原料である糸の補充、糸継ぎ(糸結び)、加工製品の取り出し、運搬や機械周辺の掃除が仕事内容です。
織布には、原料繊維の太さや色などを多数に組み合わせのミスはとり返せませんので、織り物設計を読み間違わないようにすることも大事です。
一方、機械の技術革新は進み、それによって作業員人数は減少しつづけています。
1人当たりの生産量が上がる分だけ、扱う機械はスピードアップしています。
労働条件は紡績工と大差がありません。
企業に入ってからの社内研修、学園教育制度の奨励、1日2交代制の導入、そして〔給〕の〔低〕は共通しています。