Job:新聞印刷部員
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新聞印刷部員
〔2003年原本〕
新聞印刷は活版工程と印刷工程があり、仕事の内容が違います。
活版工程は、原稿をみて文字を組んでいく作業です。
文字組みにはCTS(コールドタイプシステム)が導入され、コンピュータを使い、
モニターを見ながら文字入力、修正、新聞紙大の組作業(レイアウト)をすすめます。
これで校了したらフィルムに打ち出し、フィルムを樹脂版にアルミ版に焼きつけ、印刷用の刷版をつくります。
印刷工程は、この刷版と用紙、インクを新聞用高速輪転機にとりつけ、印刷していきます。
印刷機には5~6人がチームを組み、印刷の仕上がりを見ながら、輪転機の速度調整、インク量をチェックしていきます。
同じ新聞であっても地方版ごとに刷り部数が変わります。
刷り終えたら次の発送工程に送ります。
この仕事の特色は、時間が限られており、その範囲内で絶対に完了しなくてはならないことです。
また朝刊、夕刊があり、発送地域によって同一日の新聞であっても少しずつ内容が違います。
時間を少しずつずらして次つぎに新しい版をつくりますから、印刷工程はほとんど24時間動いています。
3交代のローテーション勤務になります。夜勤はさけられませんが印刷部員の勤務条件は週休2日制になっています。
〔給〕は夜勤勤務手当など含めて〔やや高〕になります。