Job:教師(高校)
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教師(高校)
〔2003年原本〕
高校教師の指導教科は1科目がほとんど。
教科指導のほかに生徒会、クラブ活動、ホームルームなどの担任があります。
高校教育は義務教育ではありませんが、生徒の高校進学率は95%を超え、準義務化しています。
しかも成績などで生徒が分けられていますので、学校によって状況はさまざまです。
ほぼ全員が大学を希望する進学校、授業が成り立たないほど遅刻者・欠席者が続出する“底辺校”、女子校、男子校、普通高校と職業高校、定時制高校、通信制高校……いずれで教職につくかにより、仕事内容は変わります。
進学校と底辺校では職種が違う、という人もいます。
授業の持ち時間は1週平均14時間、そのぶん教科の専門性や生活指導の力量が問われます。
高校教師になるには高校教諭の免許が必要です。
ほぼ中学校と同じ形になりますが、職業科関係、芸術科関係および宗教科は特別のものです。(たとえば工業科、工業実習、水産科、水産科実習)。
さらに剣道、柔道、看護、デザイン、インテリア、計算実務、建築については大学の教員養成コースを経なくても教員認定資格に合格すれば免許が取得できます(看護についてはとくに看護師資格が必要)。
職業科は社会に出て働くのに直接役立つ内容、一般科目についても世に出て役立つ、高度の内容を教えることになります。
教員自身の研修が欠かせません。
高校教師になる方法は中学校などと同じです。
〔給〕は〔やや高〕。
私立高校(中学校)教師の採用は、一般企業と同じで、各校の条件に合った有資格者を募集・選考します。