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親の会の内容

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セシオネット親の会

7月のセシオネット親の会から
7月20日午後7時すぎ、親の会を終えて自宅に戻ってすぐに電話がありました。
親の会に初めて参加したHさんからでした。
Hさんからの電話は「空気の違った場違いなことを言っていなかったかな」というものでした。
そんなことは全く気にすることではなかったし、Hさんの話した事実が大事で、多くの体験による意見が出されました。
セシオネット親の会には松村さんと私(松田)、それに先輩格親の3人に初めて参加のZさんが加わり6人です。
先輩格というのは、10年(以上)前に不登校の子どもの母として参加した人たちです。
3人のそれぞれの様子はおおかた知っているつもりでしたが、久しぶりということもあり、松村さんの好配慮でそれぞれの経過と現在を通して話してもらいました。
わかっていたつもりでしたが、知らない経過もありました。Hさんに話しやすくなったと思います。
先輩格の3人の子どもは中学生のころ不登校でしたが、今は社会人。Hさんの子どもは小学生です。
この日は参加していませんが、ひきこもり傾向の成人の人の親もいて、このままの状態がすすめば、私が知る限りでは珍しい、親の会になります。
不登校の子の親、ひきこもり成人の親、そして自分が不登校・ひきこもりの経験をしたことのある親たちが集まる親の会というわけです。
これに清水くんが加われば……なんというおもしろい構成の親の会、家族会になるでしょうか。
6人参加は、コロナ禍以前の参加者数と近くなります。
おりしも新型コロナは第11波の時期にあります。
人に言っても伝わらないと思っていた話を聞いてもらえる場、似た体験をした親たちがその経験を答えてくれるので安心できる場…になります。
今回はコロナ禍後の新しい親の会を予感させてくれました。
参加する構成者が今回のように広がれば、もっとおもしろく、もっと役に立つでしょう。
来月以降も、気軽に(?)参加して来る人を待っています。
毎月第3土曜日の午後2時から2時間余、7月は4時間を超えました。次回は8月17日です。
〔会報『ひきこもり周辺たより』2024/08〔松田武己〕〕

世間の変化を知る場でもあります
2月のセシオネット親の会で話され、感じたことを紹介します(参加者5名)。 不登校とかひきこもりの話は中心ではなく、世の中でどんなことが起きているか、というあたりが多かったような…。
参加して話してみませんか。
おかしかったのは夫婦間の呼び方です。
主人や旦那と呼ぶのは確かにおかしいと思っているわけです。
正解(?)は夫になるのですが、何故かいまいちしっくりこない…そう感じる人は多いのではありませんか? 
例えば夫が「うちの奥さん」と誰かに紹介するときには使っても、例外はありますが日常では自分の妻に「奥さん」「妻」とは呼びかけないでしょう。
夫、妻の呼び方が夫婦間で馴染んでいない(?)、移行期にあるのです。
結婚も変わってきました。
私は「籍を入れました」という結婚の連絡を数人からもらいました。
夫婦別姓が法的に認められないので籍を入れていない人もいます。事実婚の人もいます。
周りには結婚式を挙げ新しい生活を始める人が意外といないです(ゼロではないですが)。
葬儀は家族葬が多くなりました。
近所の人が亡くなり香典を持っていったら、「そういうのはここらではしていませんから」を丁重に断られたこともあります。
社会のしきたりや慣習が広範に急激に変わっているのが現在です。
子どもの不登校も変化の真っ最中です。不登校の相談を受けますが変化を感じます。
「子どもの不登校を悩んでいる」タイプの家族が以前はほとんどでした。
今はそれと並んで、「学校以外での子どもの教育にどういう道があるのか教えてください」が少なからずいます。
10年間で小中学校の不登校生が倍加して30万人になっているのは、社会変化の一面と実感するのです。
   〔会報『ひきこもり周辺たより』2024/03〔松田武己〕〕

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