不登校ベースキャンプ
所在地 | 福井県福井市 |
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ページ名不登校ベースキャンプ、福井県福井市 (不登校のニュース)
パソコン取り上げ親子関係崩れ、不登校でゲーム…注意すべき?
子どもの不登校に関する悩みを聞き、経験を語るアドバイザーら=9月8日、福井県福井市の福井大学文京キャンパス
子どもの不登校に関する悩みを専門家や不登校経験者に相談する質問会が9月8日、福井県福井市の福井大学文京キャンパスにある教育実践総合センターで開かれた。
家族や支援者ら約40人が参加、本人の思いを尊重し親子関係を保つ方法に理解を深めた。
福井市内でフリースクールを運営する小野寺玲さん(30)ら有志でつくる「不登校ベースキャンプ」と、福井大、福井医療大、福井弁護士会の「子どもの悩み110番」が企画した。
不登校経験のある小野寺さん、支援に携わる小児科医の坂後恒久さん(68)、子どもが不登校だった母親ら5人がアドバイザーを務めた。
参加者の一人は「息子が学校に行っていない。ゲームをして過ごしているが、時間を制限した方がいいのか」と質問。
坂後さんは「不登校の子は家にいても気が休まらない。ゲームをしている間は時間を忘れられる」と説明。
小野寺さんは「ゲームが好きな子なら、オンラインゲームが家族以外の人とつながるきっかけとなり、状況が好転する突破口になることもある」と話した。
息子が暴れる時期があったというアドバイザーは、「よりどころだったパソコンを取り上げたことで、関係性が崩れてしまった」と振り返る。
手料理を食べなくなり、チョコレートや炭酸飲料しか口にしないこともあったといい、「コンビニで食べ物を買いそろえて冷蔵庫をいっぱいにし、選ばせた。
1年ほどつらい時期が続いたが、次第に私の作った物も食べるようになった」と、子どもの思いをくみ取り見守る大切さを説いた。
〔2019年9/12(木) 福井新聞ONLINE〕
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