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お答え:お姉さん的な人が関わり成長を図るー松田武己

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お姉さん的な人が関わり成長を図るー松田武己

〔質問038〕親が学校に同行できると子どもは登校
小学生の女子の母親からの相談です。
秋になりと学校を行き渋り母が同行すると登校します。母が廊下にいて待っていると子どもは落ち着くようです。
昨年も同じ状況でした。母に代わるアシスタント的な人を学校に頼みましたができません。
親が学校に同行できる日のみ子どもは登校するのです。
学年末の通信簿の成績評価は空白でした。このままで大丈夫でしょうか。

〔お答え038〕お姉さん的な人が関わり成長を図る
大丈夫とはいえませんが、条件をつくり、子どもの成長を待っていく中で解決します。
子どもの母子密着的な様子は、独りになると不安感、緊張が生じ怖くなるためです。
母親以外の安心できるお姉さんタイプで関わる人がいるといいです。
そういう人の環境をつくり、徐々に親離れできる力を育てます。
そのお姉さん的な人の条件のなかで、学校への付き添い、勉強の手伝いをしてもらいます。
子どもは母親依存から離れる条件ができるに従い、勉強やクラスの子どもと関わる気持ちや動きがでてきます。
〔2011年3月〕

回答者と所属団体
松田武己不登校情報センター相談室

「親が学校に同行できると子どもは登校」に答えるページ
お答え:一過性なので休ませたほうがいいー赤沼侃史
お答え:自分でできるように段階を一つずつ進むー木村茂司
お答え:お姉さん的な人が関わり成長を図るー松田武己

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