Job:織職人(西陣)
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織職人(西陣)
〔2003年原本〕
織布工の一種で、機械化がすすんだ段階ではほとんど同じです。
しかし伝統的製造方法が受けつがれ、男性が多くなります。
20色の緯糸を並べて絵柄とつくります。
経糸との組み合わせを越しといい、1本の帯の中で、1つの模様をつくるのに越しが多ければ多いほど難しく、1万越しの帯が織れるようになれば一人前といわれています。
作業は分業で、絵を描く人、糸を染める人、織る人など何十種類にも分かれ。そのうちの織り担当が織職人です。
伝統工芸の一つで集団工芸品です。
しかし、製作者名は会社の名前が入り、個人名は出ません。
最近は絵柄(図案)から製織まで機械化がすすんでいるところが出てきて、職人的な熟練者はどんどん減っています。