Job:教師(小学校)
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教師(小学校)
〔2003年原本〕
小学校教師の仕事の特色は、ほとんどが学級担任制で、子どもの教科指導から生活指導までを全面的に受け持つことです。
教室などで、目の前にいる子どもたちを対象に授業をするのは担任1人。
ベテランであろうと新任であろうとかわりません。
高学年になると、音楽、美術、家庭科、体育などで専門教師のいる学校があります。
人口の少ない地域では、いくつかの学年を同時に受けもつ複式学級のところもあります。
仕事の中心は、読み書き計算などの基礎を身につけさせること、子どもの生活体験に根ざした考え方を大切にしながら、よくわかる学習活動、たのしい学級生活づくりをめざします。
偽善者を除くと、教師にはどんなタイプの人間でもなれるといった人がいます。
とくに教えることが好きでなくてもかまいません。
子どもたちが「わかった」と喜ぶ姿をみて、その喜びをもう一度味わおうと夢中になってしまう、子どもといっしょに格闘してしまう・・・・・・性格によって、それぞれのやり方ができるものです。
「子どもはきらい」といいながら、子どもには好かれる先生もいます。
子どもに無関心であってはつとまらないでしょうが、感情の交流ができれば大丈夫。
小学校教諭になる道は、中学校などと同じく教員免許が必要です。
設置者は市町村区がいちばん多く、国立や私立も少しあります。
〔給〕は〔やや高〕。