Job:パヒューマー
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パヒューマー
〔2003年原本〕
香りの専門家、日本語では調香師、創香師、香料デザイナー、パヒュームコンサルタントを自称する人もいます。
基本香料を調合、組み合わせて、香水や化粧品の香りをつくります。
石鹸(せっけん)、洗剤、シャンプーあるいは食品、一般の薬品や殺虫剤などにも香料が利用されています。
元来は化粧品などのメーカーの製品開発の一部門に属する人でしたが、最近は個人の美容にも進出しつつあります。
来客はほとんど女性。
素材を組み合わせた製品としての香料には約1万種あるといわれます。
嗅覚(きゅうかく)が敏感でないことにはつとまりません。
頻繁に使われる素材の香りを、嗅覚として記憶しなければなりません。
その記憶の補助として言葉も用いられますが、「フローラルで、ややファティなミックスフルーツのような香り」と言葉にしてはわかりにくいものが香りです。
職人的な感覚と芸術家的なセンスが必要ということでしょう。
パヒューマーになるには香料会社や化粧品メーカーなどに入り、香料にかかわる仕事をします。
そこで香りを記憶・分類できるように研修をつむことです。
フランスが先進国で、日本にも個人営業のパヒューマー(パフェーマーと表記することもある)があらわれてきています。